2017年03月15日

ベルリン・シェーネフェルト空港での免税手続き

この度、旧正月のお休みにヨーロッパを周遊し、
最後にベルリンからモスクワ経由で上海に帰ってきました。

ベルリンには現在、テーゲル空港シェーネフェルト空港の2つの空港がありますが、
私達のフライトは久々のアエロフロート・ロシア航空で、シェーネフェルト空港を利用しました。

今回はこのシェーネフェルト空港免税手続きをすることになったのですが、
この空港はイージージェットなどのLCCアエロフロート位しか飛んでいないせいか、
免税手続きに関する口コミやブログなどを全く見つけることが出来ませんでした。

ベルリンでは、このシェーネフェルト空港を拡張してブランデンブルク空港を開港する計画ですが、
今のところ5年ほど開港が遅れており、ヘタしたら更にあと3年くらい延期しそうです。

ブランデブルク空港が開港されたらシェーネフェルト空港は閉鎖されますが、
まだ数年は使い続けそうなので、これから同じく免税手続きをされる方のために情報を。(^^)

まず、シェーネフェルト空港旧東ベルリンに位置する昔からの古い空港で、
ドイツの東西統一以前は旧東ドイツの国営航空会社インターフルークのハブ空港でした。

そんな歴史なので、ターミナルビルの作りは古くて狭く、今どきの空港といった感じではありません。

私の印象は、大昔のモスクワ・シェレメチェボ空港の小型版といった感じです。
(一方、現在のシェレメチェボ空港は改修工事が進んでかなり明るくキレイになっています。)


1.jpg

まず、空港ターミナルですが、この画像がターミナルAで空港の中心の建物です。
(この画像はウィキペディアよりお借りしました。)

左右にターミナルB・C・Dとありますが、アエロフロート・ロシア航空はAでした。

チェックインカウンター税関は、この建物の2階(First Floor)にあります。
(1階はGround Floorです。)

2.gif

ターミナルA(2階)のフロアマップです。白い部分は公共エリア(非制限エリア)で、
薄いグレーは出発エリア、濃いグレーは到着エリアだそうな。公共エリア狭っ!!


3.gif

フロアマップの一部を拡大してみました。

チェックインの際はまずスーツケースなど大型の荷物をX線検査に通す必要があります。
チェックインカウンターのエリアはベルト・パーテーションで周囲が囲まれており、
屈強な警備員もいて自由に出入りできません。

チェックイン後にまた舞い戻って税関やカフェに行くと、再度X線検査を受けることに。
トイレも同様で、チェックインの後は、舞い戻るか制限エリアに進むしかありません。
(しかも、公共エリアのトイレは1階にしかありません。不便。)

とはいえ、チェックインカウンターのある場所は完全なる制限エリアではないので、
公共エリアに戻ることはできます。係の人にあっちに出たいと言うと通してくれます。

さて、ここの税関ですが、窓口は1ヶ所しかなく、2人で対応していました。
(窓口に人がいない時はそのすぐ後ろの部屋で待機していました。)

今回私達はかなり用心してフライトの3時間40分ほど前に空港に到着したので、
税関窓口はガラガラで、職員の方に色々と手続きについて聞きまくりました。

税関で聞いた話をまとめると、こんな感じです。

 1.各フライトの搭乗手続きは通常2時間前から始まる。(例外あり)
 2.税関手続きは、搭乗手続きが開始されるまで受け付けない。
 3.搭乗手続きをする前にスーツケースも全部持って来て先に税関手続きをする。

ということは、2時間前にチェックイン開始と同時に急いで先に税関窓口に並び、
手続きを終わった後に隣の免税手続きの窓口に並び(あるいはポストに投函し)、
最後の最後にフライトのチェックインに向かうという順番です。

うーん、これは無理があるのでは?と思いました。

フライトのチェックインには何とか間に合うかも知れませんが、
アエロフロートは搭乗手続きをさばくのが遅いです。どう考えてもフライトが遅れそう。

また、いくらイタリアなどの空港に比べて免税手続きをする人が少ないとはいえ、
これだけ購買力のついたロシア人が大勢利用するシェーネフェルト空港では、
昔のままのやり方を維持していくのは無理があるような気が。

せめてチェックインをもう少し早く開始してもらわないと。
(そもそも、何で他の空港みたいに先にチェックインさせてもらえないのか。)

しかしそこはドイツ原理原則は絶対に曲げません。

税関職員の男性はとても親切、丁寧で、窓口に次々とやってくる人達に、
「チェックインが始まったら受け付けるから」、と、税関の受付開始時刻(=チェックイン開始時刻)
を紙に書いて一枚一枚渡していました。

というわけで、早めに空港に来たところで全く意味はありません。

しかも、税関の隣にある免税手続きの窓口はすでに営業を終えていました。
写真を撮り損ねたのでうっすらと記憶のみですが、夕方6時くらいでクローズです。

この日は土曜日でしたが、平日も早くクローズしていたような気が。
(記憶が曖昧ですいません。)

ちなみに、免税手続きの代行会社は色々ありますが、一番大手のグローバル・ブルー
プレミア・タックスフリーも、全てこの窓口で受け付けます。

3時間40分も前にこんな小さな空港に来た私達は一体どうしたらいいのか。
まあ、空港が謎だらけでアエロフロートも信用できなかったから早く来たのだけど。

しかし、税関よりもこのタックスリファンドの方が並ぶと思ったので早めに来たのに、
まさか閉まっているとは想像もしていませんでした。やる気ないわー。


3.gif

もう一度フロアマップの拡大図を見てみましょう。

税関のそばにカフェがありますが、そこは座席がオープンになっていて、
税関と免税手続きカウンターのすぐ近くまで椅子とテーブルが並んでいます。

この時は時間も遅くてガラガラだったので、私達は空いているテーブルに着き、
まだ全部記入していなかった申請書類を記入することに。

大体、窓口でキャッシュで返してもらおうと思っていたので、
クレジットカード番号なんて記入してなかったもんね。(涙)

私は持っていたボールペンをどこかで無くしてしまっており、
なんと税関職員の方がボールペンを貸して下さいました。(親切・・・)

私達が大量の申請書類にせっせと記入していた時、周囲の人達も同じく記入中で、
どうやら同じフライトのロシア人の様子。みんな書類の枚数が多い!(自分もだけど。)

窓口にはチラホラと人がやってくるものの、みんな窓口が開く時刻を聞いて
一旦どこかに行ったり、適当に座って申請書類に記入をしたり。

ところが、まだまだ時間があるな~と思っていたら、突然税関窓口業務を開始しました。

何でも、エアロフロートのチェックインが予定より早く始まったとのこと。
(やっぱり少し早く来てよかったかも。)

私達はおそらく一番最初に税関窓口に行った人間なのですが、
私が油断して1階のトイレに行っている時に税関窓口が開いてしまいました。

サラミ夫はせっかく早く並んだものの、私が書類などを持っていたので、
私が戻るまで後ろの人に譲ってちょっとだけ出遅れてしまいました。

それでも前から数人目だったので、それほど待つことなく自分達の番が来ました。

そして原理原則を守るここドイツにあって、キッチリと商品もチェックされました。

おそらく抜き打ちだと思うのですが、サラミ家の免税書類は多すぎました。
グローバル・ブルーの書類が9通、プレミア・タックスフリーの書類が2通。合計11通

まさに爆買い日本人です。抜き打ちに遭っても無理はない。

買った商品が少ない人(通常はこのタイプ)は何の問題もないでしょうが、
職員の女性が、あろうことか「これを出して見せて下さい。」と指示したのが、
一体どこに入れたか記憶にない小さなカフスボタン。

サラミ夫が思わず苦笑いで捜索開始したものの、窓口の横でスーツケース2つ開けても
全然見つからず、さらに3つ目のカバンを漁り出しました。

その間、窓口はストップしたまま、私達の後ろの人はじーっと待ち続けたまま。(焦)
サラミ夫が探している間、はい次の人!というワケにはいきません。

しかし、並んでいるのがほぼ全員ロシア人と中東の人で、西側の人達でないので、
こんな状態に対してブチ切れる人がおらず、みなさん平然としていました。

良かったー。後ろに並んでいるのが日本人でなくて。

しかし、申請書類を5通以上手にしていたロシア人は結構たくさんいて、
私達以外にも、商品をすんなりと出せずにモタモタする人はいたと思います。

だから、アエロフロートに乗ってベルリンを出る人は、税関には早く並びましょう。
(他のフライトならそこまで申請者は多くないと思いますが。)

結局、少し時間はかかりましたがサラミ夫の商品は無事に見つかりました。

税関の女性は興味シンシンで、途中から外に出てきてサラミ夫の捜索活動を
見つめていましたが、商品を受け取ると、今度はそれをまじまじと見つめます。

そして、隣の職員の男性と2人して何か言い合いながら商品を眺め続けます。
単なる好奇心やろ、それ。(笑)

さらに、サラミ夫のパスポートを見て、色々と笑いながら冗談を言っています。
あんたら、暇やろ。(笑)

そしてやっと11通全部に税関スタンプを押してもらい、それを投函したら終了!
のはずでしたが、書類とレシートを全部ぐっちゃぐちゃにして返されました。

これを、全部キッチリと整理し直して、専用の封筒に入れて糊付けして、
免税手続きカウンターのそばにあるポストに投函して・・・

とやる前に、先にチェックインカウンターに向かいました。

アエロフロートはチェックインの時にむちゃくちゃ並ぶのを知っていたからです。

預託手荷物のスーツケースと、機内持ち込みのボストンバッグなどをX線検査に通し
(ショルダーバッグなどは不要)、チェック済のマークを付けられてからカウンターへ。

しかし早く並んで良かったです。カウンターは、ビジネスとエコノミーの各1つだけ。
どれだけ長蛇の列ができようとも、アエロフロートはチェックインカウンターを増やしません。

アエロフロートの値段の安さはここです。人件費にお金をかけません。

結局、ここから40分以上は並んだと思います。
ウェブチェックインを済ませていてもあまり関係ありません。

やっぱり、これだけトロいのだから、チェックインが2時間前からってのは有り得ない。
アエロフロートもそれに気づいて、最近はそれより前に始めているのかも知れません。

ちなみに、この辺の写真が全然ないのは、立っていた2人の警備員が総合格闘家並みに
ゴツくて怖かったからです。ベルリンのテロの後で警戒レベルも上がっていたでしょう。

さて、チェックインが終わると、私達は先ほどのX線検査の所を逆戻りして、再び税関の所へ。
手荷物検査の係員はしっかりと目を光らせていて、機内持ち込みカバンのチェック済のシールは
全て取られました。

そして、再びカフェのテーブルに陣取り、一つ一つ免税書類を丁寧に糊付けして、
ポストに投函しました。あーやれやれ。(←買い過ぎただけの話とも言う。)

そしてまたチェックインカウンターの方に戻り、大きなカバンだけ再びX線検査を受け、
そして、本当の手荷物検査場に向かった・・・というわけです。

手荷物検査場に行くのに、このチェックインカウンターのエリアを通らなければいけないので、
こんな何度もX線検査を受けるハメになるのがややこしいですが、旧共産圏ですから仕方ない。

この面倒くさい作りが、大昔のシェレメチェボ空港の小型版だと思った所以です。

1日も早くブランデンブルク空港が開港しますように。(^^;




posted by サラミ at 20:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 17ベルリン | 更新情報をチェックする
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