2011年08月12日

イタリア8日目 ヴェッキオ宮殿

2010年10月8日(金) ヴェッキオ宮殿

それでは、ヴェッキオ宮殿の中に入ります。


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先ほどのダヴィデ像のところに入口があります。ちょっと見上げてみました。


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チケット売り場はあちら、という矢印に従い、チケット購入。1人6ユーロ也。


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宮殿に入ってすぐはこんな感じ。この1階エリアは無料です。

外見に比べてものすごい豪華な装飾だなーと思っていたら、メディチ家のフランチェスコ1世がオーストリア
からお嫁さんを迎える際、そのお嫁さんのために豪華に改築してあげたのだそうな。

ちなみに、改築を担当したのは、これまたヴァザーリです。

真ん中にある噴水の「イルカを持つ少年」の像はレプリカで、宮殿内にオリジナルが展示されているそうな。
オリジナルはヴェロッキオの作品。なぜにイルカなのか。


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愛くるしいと評判の像。もっと近くでオリジナルを鑑賞してこようと思います。それにしても柱の装飾がすごい。


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この回廊から上を見上げると塔が見えました。建物は1299年着工というからやはり古いです。
元々はシンプルな作りです。


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階段を上ると五百人広間という大きな場所に出ます。この写真はさらに1階上の吹き抜けから撮りました。

ヴェッキオ宮殿は、今はフィレンツェ市庁舎として使われているので、
この日も会議か何かイベントの準備が行われていました。

ビックリしたのは、1865年から1871年までの間、フィレンツェはイタリア王国(今のイタリア共和国の前身)
首都だったんだそうな。ヴェッキオ宮殿はその当時、なんと国会議事堂だったのです。知らんかったー。

この部屋は、16世紀の後半に天井も壁画もヴァザーリの工房によって手直しされていますが、
実はそれより昔、写真右の壁画をダヴィンチ、左の壁画をミケランジェロ、という風に
2人に競作させたのだそうな。結局どちらも未完成で終わったそうですが。

で、今でも右のヴァザーリの壁画の下にダヴィンチの「アンギアーリの戦い」という絵が残されている
らしいのです。実際、最近のX線検査で、ヴァザーリの絵の下にもう1つ壁があることは判明しているとか。


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余談ですが、窓ガラスも古いようです。大昔のものがそのまま使われているのではないでしょうか。


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同じくヴァザーリ工房による五百人広場の天井。さすが、コジモ1世の時代は宮廷ですからね。


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こちらは本来ミケランジェロの絵のはずだった左側の壁。


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一方の右側の壁。この絵の後ろにダヴィンチの絵が・・・?

なんでもヴァザーリは、この絵のどこかに「CERCA TROVA」(探せ、そうすれば見つかる)という言葉を
書き入れたのだそうな。まるでダヴィンチ・コードみたいな話です。


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壁画ばかりに食いついていましたが、こちらはミケランジェロ作の「勝利像」です。
1人の若者が左足で老人を押さえつけています。が、難しくて私にはどう解釈したらいいのか分かりません。


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窓の向こうには、またもやドゥオーモのクーポラが見えました。

では、他の部屋へ。


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こちらはレオ10世の間です。

部屋にあった説明によると、メディチ家のロレンツォ豪華王の4番目の子、ジョバンニ・デ・メディチ
(後の教皇レオ10世)に捧げられた部屋だとか。

天井や壁一面にレオ10世の生涯が描かれているという、これまたゴージャスなお部屋でした。


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階段を上ってさらに上へ。階段の天井画もキレイです。よくこれだけ何百年も保存できるものですね。

何となくフラッと入ったヴェッキオ宮殿ですが、思ったより見所があったため1回で収まらず。次に続きます。


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2011年08月09日

イタリア8日目 ランツィの回廊

2010年10月8日(金) ランツィの回廊

ウフィッツィ美術館を出た時には午後1時を回っていました。
普通ならばここでランチですが、今日は午後3時発のバスでアウトレットモールに行く予定なのです。

ということで、ランチはバスの中でサンドウィッチでも頂くことにし、限られた時間で観光を続行!


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美術館を出るとすぐに出くわすのは、昨夜も来たランツィの回廊(ロッジア・デイ・ランツィ)です。


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こちらは、チェッリーニ作の「メドゥーサの首を持つペルセウス」。

ギリシャ神話に出てくるメドゥーサは髪の毛がで、それを見た人を石に変えてしまうので、
ペルセウスもメドゥーサの頭を掴みつつ、自分は下を向いて目をそらしています。

切り離されたメドゥーサの体がなんだかリアルです。でも頭はものすごく小さい。
マニエリスムというやつですかね。


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こちらは「サビニ女の略奪」by ジャンボローニャ。

嫁探しに苦労していた古代ローマ人が、既婚のサビニ人女性に目をつけて夫の目の前で略奪していくという、
何ともすごい瞬間を描いた像です。

人類最初の贈り物は「」だったという話もあるし、いつの世も女性は大変な苦労をするのですね。


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一方、こちらはヴェッキオ宮殿の入口前に建っているミケランジェロの「ダヴィデ」像(のレプリカ)です。
お尻の筋肉も大変美しく、ミケランジェロって男性が好きやったんやろうなーという事をひしひしと感じます。

時間もないので、とっととヴェッキオ宮殿の内部見学に参ります。
posted by サラミ at 19:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 10イタリア北部 | 更新情報をチェックする

2011年08月07日

イタリア8日目 ウフィッツィ美術館

2010年10月8日(金) ウフィッツィ美術館

ウフィッツィ美術館は世界に名だたる超有名な美術館です。

たとえ絵画に全く興味のない人でも、教科書に出てくるような有名な絵が何枚もあるのですから、
これは見ておかないワケにはいきますまい。

しかし、予約なしで行くと時期によっては「3時間半待ちだった」とか恐ろしいことも聞くので、
現地で時間のない私達は、念のために予約してから行きました。

予約したのは、シエナ&サン・ジミニャーノツアーを予約したのと同じく、WEEKEND in ITALYのサイトから。

そのサイトで希望日と時間を選んで予約し、支払いはクレジットカードでOKです。
予約が完了するとメールが送られてきて、そこで指定されたURLにアクセスしてバウチャーをダウンロードし、
それを印刷して当日持っていきます。

チケット代は1人10ユーロでしたが、事前予約の手数料が1人9.45ユーロもかかるので、
〆て19.45ユーロ

私達は10:30に予約しましたが、予約完了のメールには「15分前に入場券に引き換えるように」との
注意書きがあったので、10時にホテルを出発。ホテルは駅近くですが、美術館までは問題なく歩ける距離です。

バウチャーの引き換え専用窓口は事前にネットで調べていたので、迷わずに済みました。
しかし、相変わらず時間ギリギリに動く私達、途中から早歩きで汗だくになってしまいました。

窓口に着くと、人の列が出来ていました。
10:30に予約しているのに、その時間になっても自分の順番が来ません。大丈夫だろうか・・・。

しかし、引き換えたチケットを見ると、時間は「10:30-10:45」と書かれていました。
どうも入場は15分おきに調整しているようで、10時半を過ぎても問題なく入場できました。

というか、多少遅れても入れそうな感じでした。「最後の晩餐」とは違い、そこまで厳しくないと見た!

ただ、バックパックなど荷物は入場前に預けます。というか、身軽にしとかないと重くてキツイです。

館内はさすがの混みようで、もちろん写真撮影も全面禁止。
いい加減なイタリアにあって、ここの警備や監視はさすがにまともな美術館並みです。

ということで、以下ウィキペディアから写真を借用。

この美術館は、作品が時系列順に展示されており、

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荘厳の聖母(マエスタ) by ジョット

このようなベタ~っとした平面的でキンキラの作品群から始まり、徐々にルネサンスへと向かっていきます。

ここの展示点数の多さは圧倒的です。
フィレンツェのガイドブックなんかじゃ不十分なので、ここを真剣に見ようと思う人は、ぜひとも美術書持参で。
有名作品だけピンポイントで見たい人も館内地図は必須。でないと中で迷います。

私達は結構サクサクと回ったつもりでしたが、それでも休みなしで2時間以上かかりました。(全部見たし。)

本当に見所いっぱいで、いくら書いてもキリがないので個々の絵については割愛しますが、
人がたくさん集まっていたところでは、


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ミケランジェロの「聖家族」。
絵なのに彫刻みたいです。


そして、ボッティチェッリの部屋というのもあったのですが、すんごい人気でした。
展示されていたメジャーな絵は、


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」や、


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ヴィーナスの誕生」など。

実物は細かい所までキレイな描写で、美女のウェーブのかかった金髪はホントに金色なんだなーとか、
色んなところにまで目がいきました。しかし、全体的に女性の顔が真矢みきに見えたような。

ここで、「」の絵の前でポーズを取って連れの男性に記念写真を撮らせるツワモノの若い東洋人女性を目撃。
日本人でなかったことだけは確かですが、あれが中国人だったか韓国人だったかは微妙。

大勢の人が絵の前に集まっているその目の前での決めポーズですから、大した度胸です。
恥ずかしくないんかな。(^^;

その他、ダヴィンチやらティツィアーノやらカラヴァッジオやら果てはルーベンスまで盛りだくさんです。

美術館の廊下の窓からはアルノ川やベッキオ橋が良く見えました。

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窓から外を撮るのはOKです。アルノ川とその南側の街並みです。


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ベッキオ橋もすぐそこに。ここウフィッツィ美術館とはヴァザーリの回廊で繋がっています。
ヴァザーリの回廊とは、自宅と仕事場を安全に行き来するためのメディチ家専用の廊下です。


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ほら、ヴェッキオ橋の上のベージュの壁部分。あれがヴァザーリの回廊です。
ヴァザーリの回廊は一般には公開されていませんが、ツアーで行くことができます。(時期によるらしいけど。)

ちょっと行ってみたかったけど、ツアーのお値段が高かったのと時間が制約されるのとで、やめておきました。


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写真撮影禁止のはずの美術館の廊下。サラミ夫が瞬撮したらしい。よくそんな勇気ありましたね。
人でごった返している様子はお分かりでしょう。疲れた人々が廊下の椅子に座ったきり動きません。

全て見終わった後、テラスに出ました。

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目の前にヴェッキオ宮殿が。


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その脇には、またしてもドゥオーモのクーポラがニョキっと。


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←やっぱり正体はオマエやろ。

最後、美術館を出る前にミュージアムショップに立ち寄りました。

そこで「ウフィッツィ美術館 公認ガイド 全作品収録」という日本語のガイドブックを発見!
16ユーロでこの充実度。何や、最初にこれ買ってから見て回ってたら、もっと分かり易かったのに。

しかし、館内では写真が撮れなかったので、絵を見た思い出としてガイドブックを購入することに。
その他、カレンダーやマグネットなども買いました。

とても規模の大きなショップで美術書などもたくさん。好きな人には必見の場所です。

天下のウフィッツィ美術館は「さすが」の一言でした。メディチ家万歳!
posted by サラミ at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 10イタリア北部 | 更新情報をチェックする

2011年08月06日

イタリア8日目 朝食@グランドホテル・バリオーニ

2010年10月8日(金) 朝食@グランドホテル・バリオーニ

イタリア旅行も8日目を迎えました。

ミラノのホテル以降はずっと素泊まりが続いていたので、ホテルで朝食を頂くのは久しぶりです。

こちらグランドホテル・バリオーニの朝食会場では、ドゥオーモを眺めながら食事ができるという評判で、
それもこのホテルを選んだ理由のひとつでした。(そんなホテル死ぬほどあったけど。)

イタリアでは見た目がすべて

ということで、ミラノ以降はすっかり履くことのなかったパンプスに、ミラノで使っていたバッグを持ち、
服装にも気を遣って朝食会場へ。(実はバッグの中に一眼レフを隠し持っておりました。)
身なりを整えていれば、そんな隅の席に追いやられることもないでしょう。とにかく窓際に座りたい。

朝食会場に行くと、観光客のみなさんは当然ながらカジュアルな服装。でもいいのだ、私はこれで。

最初テーブルは窓際の1つ内側しか空いていなかったので、とりあえずそこに座りました。
が、ほどなくして隣の窓際が空いたので、躊躇することなく移動。ラッキー!


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日陰になっちゃった中で撮った朝食の写真。赤い飲み物はブラッドオレンジジュースです。

コーヒーは、係の人に頼めばテーブルまで運んできてもらえます。
ただし、その係員は特に愛想もなく、可もなく不可もなくという感じ。レストラン従業員に期待しちゃいけません。

朝食は、各種パン、ハム類、サラミ、ベーコン、スクランブルエッグ、チーズ、ヨーグルト、サラダ、
シリアル、フルーツ、などなど。4星なので結構種類は多いです。

正直、劇的においしい!というワケではありませんでしたが(調理してるの卵とベーコンぐらいだし)、
それでも温かい食事が含まれるのは嬉しいものです。


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うー、クロワッサンが甘ったるい。マズくはないけど、ハムやサラミと味が合わへんがな。


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ハムは、色んな種類が食べられるので嬉しいですね。

しかし、それより何より、ここの売りは景色です。


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私達の席からは、ドゥオーモジョットの鐘楼がこのように。今日も日差しが眩しい。


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ちょっぴりズーム。


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さらにズーム。もちろんガラスの窓越しですが、ものすごく良い眺めでした。
夏場はオープンテラスも開放されるようですが、私達が宿泊したこの時期はクローズとのことで残念でした。


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最後にコーヒーを頂いてごちそう様!

今日はウフィッツィ美術館の予約を入れているので、あまりいつまでもゆっくりできません。
が、ホテルの部屋に戻ると、まだハウスキーピングの真っ最中でした。


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ということで、廊下のソファエリアで数分ほど待機。夫は寝癖直しのために帽子を被っています。
こんなところに何のためのソファ?と思っていましたが、結構このソファにお世話になりました。


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壁には古いフィレンツェの写真がズラッと。モノクローム写真は雰囲気があって素敵。

では、これから歩いてウフィッツィ美術館へ向かいます。
posted by サラミ at 22:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 10イタリア北部 | 更新情報をチェックする

2011年07月29日

イタリア7日目 夜のホテル散策

2010年10月7日(木) 夜のホテル散策

朝バタバタとチェックインした後、やっと夜遅くになってホテルに戻ってきました。

部屋は微妙な位置であんまりだったものの(立派ではありましたが)、せっかくのクラシックなホテルなので、
ちょこっとホテル内を散策しようということになりました。(*私達の部屋の様子はこちら

ホテルはサンタ・マリア・ノヴェッラ駅の近くにある、グランドホテル・バリオーニ(Grand Hotel Baglioni)です。

ホテル内にはソファスペースがあちこちにあります。


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なぜか1階のソファでまったりとするサラミ夫。


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エレベーターだとすぐ部屋に到着しちゃうので、階段で上がってみることにしました。 


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上の階に来ました。天井も向こうの階段もクラシックです。


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写真が不鮮明ですが、こちらはエレベーターです。デザインがクラシック。


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廊下の端まで行ったら「スイート・ラファエロ」なるお部屋を見つけました。


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で、なぜだかドアが全開だったので写真を撮らせてもらいました。何でしょう、このダイニングスペースは。


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スイートのお部屋は2つあるようですね。別々の家族がこれらのお部屋を予約することはできるのでしょうか。
つーか、赤の他人同士だったら気まずくてこのダイニングスペースは使えないですよね。
やっぱり大勢で滞在する際のお部屋ってことなんでしょうかね。


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人様のお部屋はチラッと見せて頂くだけにして、いそいそと自分達の所へ戻ってきました。
古い建物を使ったクラシックホテルは段差も多いし、どうしても迷路のような作りになります。


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エレベーターホールにあるソファ。大好きですねー、こういうクラシックな感じ。

自分達の部屋については色々と落胆するところもありましたが、やっぱり素敵なホテルだと思います。
posted by サラミ at 18:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 10イタリア北部 | 更新情報をチェックする
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