2011年08月22日

イタリア9日目 ラウレンツィアーナ図書館

2010年10月9日(土) ラウレンツィアーナ図書館

ラウレンツィアーナ図書館ミケランジェロの設計です。

そもそもこの図書館は、メディチ家の祖と言われるコジモ・デ・メディチの蔵書が始まりなのだそうで、
その後、長~い紆余曲折の後、同じくメディチ家出身のクレメンテ7世という人が、
ミケランジェロに図書館の設計を依頼したのだとか。(紆余曲折のあたり、かなり端折ってます。)

ミケランジェロは画家・彫刻家ですが、建築家でもあることを今回初めて知りました。

この図書館で有名なのは、ミケランジェロ設計の玄関ホールの階段です。


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こちらがその玄関ホールの階段。ものすごく感動しました。今でも十分過ぎるほど新しい。


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思わず反対側も。ミケランジェロって天才やな~、としみじみ。(私が言うまでもないことですが。)


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とにかく超シンプルな曲線がキレイです。

ミケランジェロは木造のつもりで設計したそうですが、実際に施工した建築家は、
フィレンツェ近郊で取れるを使ってこの階段を完成させたとか。

私はてっきりコンクリートだと思っていたので、後で岩だと知ってビックリです。


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周囲の壁も直線と曲線の組み合わせで、とにかくシンプルなのに美しいです。16世紀とは思えない。


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階段の上から見下ろす階段はこんな風に見えます。本当にシンプル~。
ムダな装飾は要らない」という考え方は現代美術かと思っていましたが。ミケランジェロ、すげー。


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階段を上がると閲覧室です。玄関ホールとは打って変わって天井が低く、細長い作りです。
中央の床のモザイクの上は歩いてはいけないことになっているので、みんな両側を通ります。


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天井の浮き彫りも見事。

当時ミケランジェロはローマから細かく指示を出し、それを多くの芸術家達が忠実に施工していったようですが、
天才ミケランジェロもすごいけど、その通りに作れる人達の技術もすごい!


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こちらはミケランジェロがデザインした書見台。斜めの所に写本が陳列されていたそうです。
ミケランジェロは、家具デザイナーでもあったわけですね。


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図書館で採光をよく考えてのことか、窓の数が多かったです。窓ガラスにはそれぞれキレイな絵が。
これは天使と、真ん中はメディチ家の紋章のようですね。


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側面に書いてあった文字は、そこに並べてあった本のリストだそうです。
閲覧室にあった説明によると、蔵書はちゃんとジャンル毎に分けて陳列されていたらしい。

そして、本はすべて「」で繋いであったとも書かれていました。そりゃ貴重品ですからね。


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ヴァザーリが褒めちぎったという床のモザイク。図書館とは思えない素晴らしさです。

さらに奥に行くと、その貴重な蔵書の数々を展示しているコーナーがありました。


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本当に貴重な手書きの写本です。紙の傷み具合に歴史を感じます。


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ちょっとピンボケですが。文字も絵も恐ろしく細かいのです。根気のいる作業だったことでしょう。


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こちらは19世紀に増設されたという「La Tribuna D'Elci」 というお部屋。

この図書館には漠然と「ミケランジェロの階段を見に行こう!」とやってきただけでしたが、
あまりのミケランジェロの才能に恐れ入ってしまいました。

ミケランジェロが現代に生きていて、建築デザイナー、空間デザイナー、ファッションデザイナー、
工業デザイナー、都市デザイナー、など、何でもいいからデザインをやっている人だったとしたら、
他の人達は全く太刀打ちできないんじゃないだろうか、と本気で感じ入ったのでした。

ミケランジェロをナメてました。すいません。


posted by サラミ at 01:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 10イタリア北部 | 更新情報をチェックする

2011年08月20日

イタリア9日目 メディチ家礼拝堂へ

2010年10月9日(土) メディチ家礼拝堂へ

ついにフィレンツェ最終日。今晩ミラノに戻り、明日お昼の便で帰ります。

朝はホテルの朝食会場でゆったりとドゥオーモを眺めながら朝食を頂き、その後ホテルをチェックアウト。


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スーツケースやその他荷物を預かってもらいましたが、何と大きな倉庫でしょう。


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ホテルを出発。しかし途中何度かホテルに戻ることもできたし、どこからも近くて本当に立地は完璧でした。

今日はこれから、メディチ家の菩提寺であるサン・ロレンツォ教会に向かいます。
ここはホテルから徒歩で5分とかからない距離。直線道路を歩いてすぐです。

サン・ロレンツォ教会は、メディチ家礼拝堂ラウレンツィアーナ図書館など見所がいっぱい。
ですが、入口が違うとかで、まず教会の裏側にあるメディチ家礼拝堂から。

チケットは1人7ユーロでした。予約せず直接行きましたが、時期の問題なのか人もまばらでした。

階段を上がると、きらびやかな空間が。


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こちらは君主の礼拝堂です。

世界中から大理石や貴石を集めて作られたとかで、祈りの場所というよりも、メディチ家の豪華絢爛さの方が
強く印象に残ります。それでも色はシックです。


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ビデオに付属のカメラで撮影したので色がくすんでしまいましたが、天井も美しいです。
17世紀に作られたそうなので、時代的にはもうバロックですが、フィレンツェでバロック???

次に、ミケランジェロが16世紀に設計したという新聖具室に行きました。

こちらには、メディチ家のロレンツォ豪華王の3男と孫の廟墓があり、どちらもミケランジェロの彫刻が見事。
ミケランジェロの彫刻は何度見ても筋肉ムキムキで、女性の胸までもムキムキな感じです。
あれがミケランジェロの求める美しさなんだなーと思いました。ちょっとふっくらの女性はありえなさそう。

しかし、写真が撮れなかったので1枚もここで紹介できません。

ここで見られるのはこの2ヶ所だけ。外に出て、教会の正面に回りこみます。


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外観は地味です。創設が393年で、改築されたのが11世紀でロマネスク様式だとか。なるほど。
多分、左の塔のある方が新聖具室で、右側の建物がメディチ家礼拝堂です。


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サン・ロレンツォ教会の入口に来ました。ここからは、教会ラウレンツィアーナ図書館に行けます。
教会と図書館の共通チケットは1人6ユーロでした。

この2ヶ所はオープン時間がバラバラなので注意。ちなみに図書館は午後1時でクローズです。


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中に入ると回廊が。ゆったりとして静かです。


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時間が止まったような感覚になります。ヴァザーリとかメディチ家の人とか、本当に向こうから歩いてきそう。


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ラウレンツィアーナ図書館へはこの階段を上がります。上がったところに古い壁画がありますね。


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どなたの絵か分かりませんが、歴史を感じます。


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上から見下ろした中庭はまたキレイ。人も少ないし、椅子があったらゆったりしたい場所です。


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ここからもお決まりのドゥオーモくんが。今日はジョットの鐘楼もセットで見えてます。

思わず美しい中庭と回廊に感動して、図書館に入るまでに時間がかかってしまいました。

それでは次こそ図書館へ。
posted by サラミ at 20:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 10イタリア北部 | 更新情報をチェックする

2011年08月19日

イタリア8日目 フィレンツェ3日目のディナー

2010年10月8日(金) フィレンツェ3日目のディナー

アウトレットから戻って来たらちょうど良い夕食の時間です。今日も歩いてテキトーに入ります。

が、今日は金曜日。よさげなお店はみんな長蛇の列。およよ。
そこで、サラミ夫が突然、「よし!あそこに行こう!」と決定。あそこってどこ?

夫が店先をチェックしながらウロウロ歩くのも今日で3日目、何となく記憶に残るお店があるようです。
私は夫の後をついていくだけなので、全然道も店先も覚えていません。

しばらくグルグル歩き、辿り着いた一軒。


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TRATTORIA DEI 13 GOBBI というこのお店に入りました。が、中はすんご~く並んでいました。

しかし、今からどこに行っても混雑ぶりは変わらないので、これ以上歩き回って疲れるよりも、
ここでジーッと待つことにしました。

が、本当にすごい混み具合です。結局30分は待ったでしょうか。

途中20分ほど経ってから、夫がポツンと一言。

あ、こことちゃうなあ。

え?今になって気付いたんですか・・・?

しかしもう結構長いこと待ってしまったので、もうここでいいか~、ということで最後まで待ちました。


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そしてやっと2人席に通されました。ものすごくごちゃごちゃしてカワイイ内装です。スーパーマンまで。


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夫よりもその後ろに積み上げたブリキ缶などに目がいきます。

このお店では注文に苦労しました。

まず、イタリア語の豊富なメニューに対し、英語のメニューがほんの少ししかない上にロクなのが載っていない。
しかし、イタリア語と格闘してもサッパリ分からない。

最後は諦めて、ウエイターさん(カメリエーレと言うんですね、確か)にオススメを聞いてササッと注文。

以下、写真は失敗だらけです。とてもカメラを出せる雰囲気ではなく、焦ってしまってブレまくりました。


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こちらはポルチーニ茸のタリアテッレ12ユーロでした。
やっぱり観光客にはポルチーニ茸をオススメするようです。食感は良かったですが、そこまで香ってたっけ?


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失敗したので小さく。トマトとチーズのリガトーニ10.5ユーロ

で、パルメザン・チーズをたっぷりかけると、

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こうなりました。見た目悪すぎ。(笑)
上海のトマトが激マズなせいで、イタリアのトマトは生でもソースでも何でも美味しく感じてしまいます。


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こちらはポルチーニ茸がトッピングされた牛肉ステーキで、堂々の25ユーロ也。
せっかくのフィレンツェ、ビステッカは大き過ぎでムリでも、せめてそれに代わる牛肉を、ということで。
ええ、もちろん柔らかくて美味しかったです。今でも思い出すとお口がじゅるっとなります。

このお肉の写真がブレてしまったのが残念です。

この他、ドリンクは、ミネラルウォーター(アクア・パンナ)を1本(3.5ユーロ)と、
クォーターサイズのハウスワインの赤4ユーロ)を注文しました。


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最後にエスプレッソを頂きました。2ユーロ。ものすごく濃いからこの少ない量で十分。

これにコペルト(席料)が1人2ユーロ追加され、さらにサービス料が10%かかり、トータルで67.1ユーロ

明日はついに最終日。夜はミラノに戻るので、夜レストランで食事するのもこれが最後です。
勘違いで入ったお店でしたが、雰囲気の良いところで良かったです。

・・・と思っていたら、このお店も後でガイドブックに載っているのを見つけました。

今やイタリアのお店なんて、紹介されてない方が少ないのかも知れませんね。
posted by サラミ at 02:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 10イタリア北部 | 更新情報をチェックする

2011年08月18日

イタリア8日目 アウトレットへ

2010年10月8日(金) アウトレット ザ・モールへ

ヴェッキオ宮殿を出ると、時間はギリギリ。

私達は15時のバスで、アウトレットモールのザ・モール(THE MALL)に行くことにしていました。

バスはサンタマリア・ノヴェッラ駅のすぐそばにあるSITA(というバス会社)のバスターミナルから出ます。
ということで、またもや駅前まで急ぎます。(いつも早足か走って移動している私達・・・。)

私達は現地で急遽アウトレットに行くことにしたので、とにかく近くで午後遅めでも間に合う場所ということで、
ザ・モールを選びました。

 ザ・モール公式サイトはこちら → http://www.themall.it/


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バスターミナルにはギリギリに何とか到着。


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前日の夜に問い合わせをした窓口で切符を購入。1人片道3.1ユーロ。帰りも買っておくと良いです。

ツアーもありますが、このバスの終点がザ・モールなので、わざわざピックアップとか頼まなくても
このバスに乗れば迷うことなく行けます。ただ、バスターミナルの場所を事前に確認しないと分かりづらいかも。

私達が乗る15:00のバスはザ・モール行きの最終で、帰りはザ・モール19:05発で戻る計画です。

バスに乗り込んだのは出発の5分前ですが、サラミ夫はすぐにバスターミナルの売店にランチを買いに行き、
急いで戻ってきました。毎度のことながら、ギリギリセーフ。


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今日のランチその1。ハムをペローンと挟んだサンドウィッチ。2.3ユーロ


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ランチその2。甘いカスタードクリーム入りのクロワッサン。90セント。安いです。


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座席の前のくぼみにゴミが突っ込んでありました。マナー悪すぎる。


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バスが出発すると、のどかな景色に変わりました。このキレイな景色を見ながらランチを頂きます。
(座席の前は見ない見ない・・・)


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約1時間でザ・モールに到着。こじんまりとした小さめのアウトレットモールです。
帰りのバス停の場所と時間を再確認し、いざ!


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ここは本当にキレイな場所でした。周囲も絶景だし、カフェやレストランも完備しているのでランチも休憩もOK。

敷地内の写真を一枚撮ったら、黒人ガードマンに写真撮影は禁止だと注意されました。
そうでしたか、すんません。でも本当に黒人ガードマンの数が多かったな。

ご覧のように本当に小さめのアウトレットモールなので、私達のように3時間しかなくても何とか回れました。
マルニとか、好みでない限り半額になっても手が出せないようなお値段のお店も結構ありますから、
その辺はとっととスルーで。

お値段は確かにものすごく安い。日本のアウトレットなんてアウトレットとは思えません。
サラミ夫婦が一番食いついたのはアルマーニでしたが、(ジョルジオ、エンポリオ他全部同じ店舗)
グッチの服とかも、サンプル品で現品限りの皮ジャケットとか、半額以下の商品が続々。(それでも高いけど)

ただ、日本人のおばさん集団は財布にばかり集まっていて、もったいないな~と思いました。
きっとお土産で頼まれたのかも知れないけど、財布とか定番の雑貨類はそれほど多くありません。

それより、服を見よ!と思いました。靴はサイズが大きいものが残ってます。私はチビなので無縁でしたが。

一方、中国人のグループがミニバスをチャーターして買出しに来られていました。
こちらは買いっぷりは見事ですが、カジュアルというよりスポーティー過ぎる服装は相変わらず。
やっぱり人に頼まれて買いに来てるんですかねぇ。

ちなみに、お買い物の後は、タックスリファンド(税還付)の伝票を発行してもらいますが、
ここ、ザ・モールにはタックスリファンドのカウンターがあり、その場で現金が返ってきます。

タックスリファンドというのは民間の会社がやっているそうで、ザ・モールにはGlobal Blueという会社が
入っていました。この会社は大手のようで、「その場で返金」が売りのようです。

私はミラノのプラダで買物をした時、同じくGlobal Blueの伝票を貰っていたので、ここのカウンターで、
ミラノで買った商品の伝票だが、これも一緒に手続きできるか」と聞いてみたら、なんと「できる」ということ
だったので、ミラノのプラダの伝票とザ・モールの伝票分を合わせて現金で返金してもらいました。

ま、空港のGlobal Blueのカウンターに並んだって、複数の伝票をまとめて処理してもらうわけで、
それをたまたまザ・モール内のカウンターでやってもらっただけの話ですが。

ややこしいのは、タックスリファンドの会社によっては「その場で即返金」はやっていないのです。
私がヴェネツィアで買物した時は別の会社で、郵送で申請の後、クレジットカードに返金されました。

しかし、同じGlobal Blueの伝票ならまとめて手続きできるということを知っておくと便利なのでは。
空港で並ばなくて済みますから。(時間がなかったら並ばずに、帰国してから郵送すればいいだけなのですが。)

返金してもらった後は、もらった伝票に空港の税関でスタンプを貰い、それをGlobal Blue専用のボックスに
投函して終了です。これを長いこと投函し忘れたら手続き不備になるので、せっかく返金してもらっても、
その分はクレジットカードから再度引き落とされる、と頂いた冊子に書いてありました。

こんなわけで、お買い物の後はその場で税金分を返してもらい、ホクホクしながら帰りのバスに乗りました。
1時間立ちっ放しはツライので、早めにバス停に並んで乗りましたが、無事座って帰ることが出来ました。

ビックリしたのは、ザ・モールは19時で閉まるのですが、私達が乗った19:05のバスには、店員さんや
黒人ガードマンの方々も大勢乗り込んで来たことです。

日本人の感覚では、閉店から5分後のバスに乗るのはムリだと思うのですが、みなさん制服のまんまです。
店舗のレジを閉めてお金を数えたりとか、そういうのは当番の人だけがやるのでしょうかね?

何はともあれ、戦利品をゲットした私達は大きな紙袋を提げ、満足してフィレンツェに戻ったのでした。
posted by サラミ at 00:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 10イタリア北部 | 更新情報をチェックする

2011年08月13日

イタリア8日目 ヴェッキオ宮殿2

2010年10月8日(金) ヴェッキオ宮殿 その2

ヴェッキオ宮殿の最上階にやってきました。


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こちらは四大元素の間。とても広い部屋で、テラスもあるので明るいです。

火、水、空気、土」の四大元素がモチーフだそうです。四大元素というと、錬金術か、はたまた魔術か。
しかし、当時としては最先端の科学だったのでしょうか。


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こちらの天井画や壁画もヴァザーリによるものだとか。


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このように、使われた形跡のある暖炉を見ると、「ああ人が住んでたんだなあ・・・」と実感します。
もし私1人でここに一泊しろと言われたら、コジモ1世の亡霊が出てきそうで、怖くて眠れないと思います。


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1階の中庭にあった「イルカを持った少年」のオリジナルです。ヴェロッキオ作。
ブレて失敗しちゃったので小さくご紹介。うーん、可愛いかなあ?ちょんまげに見えるのだが・・・。


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テラスに出ると、サンタ・クローチェ教会が見えました。

この後は百合の間に移動。


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ものすごく豪華な天井です。百合の紋章が天井にも壁にもビッシリ。百合はフィレンツェのシンボルだとか。

壁画はギルランダイオ作。サン・ジミニャーノでもお見かけしたギルランダイオさん、やっと覚えました。
(いや、きっとウフィッツィ美術館でもお見かけしたのかも知れない。覚えてないけど。)


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何だろう、これは?と思ってよく見ると、なんと織物でした!巨大なタペストリーです。


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アップで見ると、織り目が分かるでしょうか。


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ほら、ここまで来ると織物だと分かるでしょう。布なのにこんなに良い状態で残っているなんて、すごいなー。


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こちらは「ユディトとホロフェルネス」 by ドナテッロ

シニョーリア広場にレプリカがありますが、オリジナルはここ百合の間にあります。

美しき未亡人ユディトが、敵の司令官ホロフェルネスが酒に酔って寝ているうちに首を切り落とす
という旧約聖書のお話を題材にしています。これはまさにその直前の様子なのです。

それにしても、平然とした表情です。
さりげなく左足でホロフェルネスの肩を固定して動けないようにしているところなど、実は冷酷かも。


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地図の間に来ました。こんな昔から世界のことを視野に入れていたんですね。(植民地政策だろうけど。)

しかし、日本だって16世紀には天正遣欧少年使節がフィレンツェにも来てますからね。
しかも、何とこのヴェッキオ宮殿に宿泊したのだそうな。

その当時は、私が思うより世界は繋がっていたのかも知れません。キリスト教の布教活動も凄まじいし。


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こちら、イタリアの地図。長靴型でほぼ正しいかと。


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こちらは中国大陸の地図。「CHINA」の文字が見えます。


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こちら、「GIAPAN」の文字が。ええーっ!これ日本ですかーーー?


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再び移動。コジモ1世の奥様、エレオノーラの礼拝堂です。

礼拝堂の装飾はブロンズィーノという人によるもの。

中央の絵は「十字架降下」という、イエスの亡骸を十字架から降ろしている場面。「ピエタ」に見えますが。
ブロンズィーノはマニエリスム期の画家なので、天使の体が子供のくせにやたら長い。


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こちらはその天井。


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こちらは「Cappella Dei Priori」という礼拝堂。日本語ではプリオリ(総督)の礼拝堂とでも言うのかな?

説明によると、この礼拝堂の装飾はギルランダイオによるものだとか。ここもキレイでした。


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そしてこの飛び出す絵本のような部屋は「謁見の間」。巨大フレスコ画と天井画が見事です。
ここは総督の会議などに使われていた部屋なのだそうな。

思うに、ガイドと回るか、あるいは、塩野七生の『わが友マキアヴェッリ』あたりを読んでから行くと、
より一層面白いのではないかと思います。(我が家にはその本あったのに読んでなかった・・・。)

ヴェッキオ宮殿は、内部はスルーする人が多数でしょうが、メディチ家や歴史好きの人は必見です。
posted by サラミ at 03:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 10イタリア北部 | 更新情報をチェックする
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