2016年01月06日

ニューヨークに行く前に読んだ本

最後に、ニューヨークに行く前に読んで参考になった本を紹介します。


岩波新書「ニューヨーク」 by 亀井俊介


私はアメリカにはあまり関心がなかったので、ニューヨークについても
マンハッタンって島?」と質問する位なーんにも知りませんでした。

そこで、単純な旅行ガイドブックではなく、ニューヨークの歴史が分かる本を探しました。
新書ですが読みやすく、各エリアの成り立ちや歴史が分かり易く書かれています。

マンハッタンは南から北に発展していったらしく、南から順番に紹介されています。
ウォール・ストリートがなぜそう呼ばれるのか、とか、移民にまつわる話とか、
大変興味深く読みました。

ただ、この本にも挿絵で地図が載っているのですが、小さくてあまり詳細ではありません。

そこで・・・


ご存じ「地球の歩き方 ニューヨーク」です。

この本には、別冊でかなり詳しい地図(の冊子)が付いてきます。

私は、上に挙げた新書の「ニューヨーク」で紹介されているストリートやエリアを、
この付属の地図で確認しながら読み進めていきました。スムーズに理解するのに
この地図はとても役に立ちます。

あと、地図には自分で調べたお店などをいっぱい書き込んで現地に持っていきました。

地球の歩き方本体については、何やかんや言ってもやはりガイドブックとして
役に立ちました。とはいえ、私の一押しはこの別冊の地図です。(笑)

そして私のオススメは、岩波新書「ニューヨーク」とこの別冊の地図のセット読みですが、
ニューヨークの詳しい地図を持っているという人はその地図でも良いと思います。


そしてこちらはおまけですが、旅行から戻ってきて読んだ本です。


「錯乱のニューヨーク」 by レム・コールハース

どなたかの評価で、岩波新書「ニューヨーク」と併せて読むことを薦められていたので、
こちらも読んでみました。

レム・コールハースは建築家で、ニューヨークの建築を通して都市の変容について書いています。

これを読むと、なぜあんなに摩天楼がそびえ立つようになったのか、
なぜニューヨークの高層ビルがあんな先の尖った形になっているのかが分かります。

しかし、抽象的でものすごく難しい本で、私はおそらく3割ほどしか理解できていません。

ですが、分からないのにものすごく食いつき、アマゾンのカスタマーレビューの文章や解説を
参考書代わりにして本書を読んでいきました。(笑)

ニューヨークは刺激的で好きな街ですが、同時に、新自由主義が極端なまでに肥大した部分は
嫌悪感を感じるところもあり、それは、やはり現地でも感じたことでした。

ニューヨークでは、超富裕層向けの高級アパートメントの入口にいる100年前みたいなベルボーイと
貧しい出稼ぎ労働者の両方を見て、やはり何とも言えない嫌悪感を感じました。

この本を読んで、なぜ私が嫌悪感を感じたのか分かるような気がしました。
かなり批判的な本ですが、私は同時にニューヨークのモダニズム建築にも関心を持ちました。

私は上海に住んでいるので、上海にも残っている戦前のモダニズム建築にも目を留めるように
なりました。今まではその歴史的重要性などはよく分かっていませんでした。

本書の内容の説明文は、

理論のユートピア=摩天楼、理想主義の断片=ロックフェラー・センター、
予想外の突然変異=ラジオシティ・ミュージックホール

といった感じで、凡人の私には哲学書みたいな本でしたが、それでも興味がある方はぜひ。

ただし、私は文庫本を買いましたが、興味深い挿絵がかなり小さくて見づらかったです。
その点では単行本の方が良いと思いますが、値段が高いです。




posted by サラミ at 17:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 15ニューヨーク | 更新情報をチェックする
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