2015年11月03日

NY2日目:ニューヨーク近代美術館2

2015年10月3日(土) ニューヨーク近代美術館(MOMA) その2

まだ5階です。(^^;

次はひたすらピカソマティスの嵐。


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出ました。ピカソの「アヴィニョンの娘たち」。大きな絵でした。

日本画家の千住博さんは、この絵を見てあまりの衝撃に熱を出してひっくり返りそうになった
と著書「ニューヨーク美術案内 (光文社新書)」の中で書かれています。


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実は、私はものすごーく大きな勘違いをしており、この絵はずっと南仏のアヴィニョンの女性を
描いたものだと思い込んでいたのです。にしてはえらく色白だなーと不思議でした。(^^;

ですが、これってバルセロナのアヴィニョン通り売春宿の女たちだったのですね。
ああ、だから妖艶なポーズをとっているのか・・・。(←アホ)

絵の横の解説を読んで、右の2人の顔がアフリカの仮面の影響を受けていることを知り、
やっと腑に落ちました。顔がコワイのが謎だったもので。

しかし、今だから「ああキュビズムだなー」と思いますが、遠近法を捨てて最初にこれを描いた
ピカソってやっぱり恐ろしいほどの天才だなーと思います。月並みな感想ですが。


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こちらもピカソの「3人の音楽師」。なんか可愛い。ミュージシャンと言いつつコミカルです。


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しかしピカソはなぜこの画風から、(ピカソの「馬を引く少年」。少年は手綱を握ってない!)


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こうなるかねー。同じ裸なのに。(ピカソの「水浴図」。)

ピカソの長い人生、天才だから同じ画風じゃ飽きちゃうんでしょうけど、
青の時代とかコロコロと変遷していって、実はピカソは5人位いたんじゃないかと思うほど。


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マティスがいっぱい展示されている部屋に移動してきました。絵は「ピアノのレッスン」。
人が多いので、座って休みたくても隙間がない。(涙)


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有名なマティスの「ダンス Ⅰ」。シンプル且つ大胆ですね~。

こんなに平たいのにすごい躍動感。一番手前の背を向けた女性が踊りに付いていけなくなって
左端の人に手を伸ばしているのがすごく良く分かる!


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同じくマティスの「金魚と彫刻」。マティスの描く金魚の何とカワイイこと!
どの金魚を見ても鮭の切り身みたい。単純化したらこうなったんでしょうね。

しかし金魚の絵が多い。きっとマティスは金魚を飼っていたに違いない。
叶うことなら、堂々とした錦鯉とか描いて欲しかったな。


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こちらはマティスの「赤いアトリエ」。本物のマティスのアトリエは白色だそうな。
絵やテーブルの上の物はちゃんと彩色されているのに家具は線のみで不思議。

なんかペターとした中に絵が浮き出ている感じです。

サラミ夫が気に入って、この絵のポスターをミュージアムショップで購入しました。


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絵の中のお皿の本物がありました。このお皿むちゃくちゃ欲しい~!
レプリカはないのか?(そればっかり。)

この展示室には、他にドランの絵も展示されていました。こちらも色彩豊かで私の好みでした。


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別室には、一部屋の壁に切り絵でぐるりとこのような展示が。
マティスの「スイミング・プール」という切り絵です。絵画よりさらにシンプル!

シンプル過ぎて、誰かかマティスをマネて紙を切り貼りしただけなのかと思ってしまいました。
凡人は見る目がなさ過ぎてダメですね~。

マティスは癌を患って体力がなくなったので、晩年は切り絵に移行したのだそうな。
しかし私はそんな基本的な事さえ知りませんでした。

しょっちゅう目にするマティスの絵葉書の柄とかってどう見ても切り絵なのに。

それにしても、ピカソといいマティスといい、シンプルになればなるほど天才ぶりが浮き出ますな。


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他にも、レジェとかモンドリアンなど。この絵はモディリアーニの「横たわる大きな裸婦」。

ひょっとしたら、この辺から4階だったかも知れませんが、覚えていません。


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ロシアン・アバンギャルドと題された展示室には、カンディンスキーの「射手のいる絵」が。

弓や人物の服装のデザインとか、建築物のタマネギ屋根みたいなのとか、ロシアっぽい気が。


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ジャクソン・ポロックの「ワン:ナンバー31」。千住博さんの著書でも紹介されていました。

アクション・ペインティングといって、上から丁寧に絵具をひたすら垂らして描いたという
手のかかる方法で描かれているそうで、大きな絵なのでほお~大変だなーとは思いました。

が、私は抽象画は理解できないので、ふーんという感じでした。色はキレイですが。

なぜだか、この絵は誰か鑑賞する人が前に立った時の方が、写真としてはしっくりきましたね。


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次はミロ。そろそろシュールレアリスムですかね。

ミロは他にも「世界の誕生」とか何枚かありましたが、ヘンテコで私の目を引いた作品は
鳥に石を投げる人」。人って目玉しかないやん。すごいなー。

ちなみに、我が家にはサラミ夫の趣味でミロのマグカップがあります。(笑)


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こちらはルネ・マグリットの「脅かされる暗殺者。コワイ・・・。
無表情もコワイけど、暗殺者が捕まりそうなのに平然と蓄音機の音楽を聞いてるのもコワイ。


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超有名なダリの「記憶の固執」。こんなに小さな絵だとは思っていなかったのでビックリ。

余談ですが、上海の街中にこの溶ける時計の巨大なオブジェがあり、
私の頭の中で勝手に巨大なものというイメージが付いていたため、絵を見て余計に驚きました。

真ん中の時計の下のヘンな物体は生き物だそうですが、見ている時は気づきませんでした。

ちょうど読んでいた建築の本にダリが出てきて、「偏執狂的批判的方法」とかいうのを
編み出してうんぬん・・・というのを読んだのですが、なんじゃこりゃと思ってしまいました。

どうも私には、ダリ無理して自分を作っている感じがしてなりません。

例えばピカソなら、どんな方法を使わなくてもポンポンと作品が出来上がっていくのに。
色々と実験的になった時代なのだとは思いますが。

その他マックス・エルンストなどもありました。


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しかし、シュールレアリスムもここまで来ると理解できません。頭にフランスパン乗せてます。(^^;


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と、順番でも間違えたのか、いきなりのモネの部屋。

えらい大作の「水蓮」でした。私は特別好きというわけでないのでササッと見て終わりました。
でもファンは多いようで、この部屋も見学者が多かったです。

いやー、ここまで来ても、まだアンディ・ウォーホルとか見てません。

恐るべしMOMA。あと1回だけ続きます。







posted by サラミ at 19:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 15ニューヨーク | 更新情報をチェックする
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