2014年04月13日

ドイツ2日目 ハイデルベルク城1

2014年1月30日(木) ハイデルベルク城1  (ウィーン・ドイツ旅行6日目)

ハイデルベルクはバーデン=ヴュルテンベルク州にある古城街道沿いの街で、
古い街並みが残り、日本人にも人気の観光都市です。

ガイドブックなどには、「ハイデルベルク城はこの街最大の見所」と紹介されていました。

で、ハイデルベルク城とは何なのかと思い、旅行前にウィキペディアを見てみると、

プファルツ継承戦争で破壊されるまで、この城はプファルツ選帝侯の居城であった。

とあるではないですか。

世界史の知識のない私は、プファルツ選帝侯って誰?と思い、再びウィキペディアを見ると、
ライン宮中伯のページに飛ぶ・・・。知識がないのでもう混乱。(笑)

選帝侯についてもウィキペディアで調べた次第です。

色々本も読んだのですがややこし過ぎて、ドイツで有名なヴィッテルスバッハ家のうちの
ドイツ・プファルツ地方を治めていた系列の人達がこのお城に住んでいたらしいということは
何となく理解できました。(そんなに頑張ってそれだけかい!)

何しろ、「神聖ローマ帝国はイタリアのローマにあるわけではない。」と何度サラミ夫に言われても、
それを理解できるようになるのに数年かかったくらいアホですから。

ハイデルベルク城は、元々はヴォルムス司教の持ち城だったのを、1225年
プファルツ伯ルートヴィヒ1世が買い取ったのだそうで、最初は小さなお城だったとか。

その後、拡張を続けたので色んな建築様式が混在しているのだそうです。

しかし、1618年に始まる30年戦争や、1688年からのプファルツ継承戦争で破壊され、
最後は雷が落ちて再建も諦めたとか。

というわけで、現在のハイデルベルク城はほとんど廃墟です。

徒歩でなくケーブルカーで一気に上ると城の裏側からアクセスすることになります。
いきなり城の近くに着いたので全体を見渡せず、全体像がイマイチ良く分かりませんでした。


1.jpg

ケーブルカーを降りて歩いていくと、こんな亡霊が出そうな風景に出くわします。

写真の左に写る門はエリザベス門、その右奥の丸い塔がディッカー塔
その隣の廃墟はイギリス館ですが、何しろ廃墟だし真冬でこんな感じだったので近づいていません。

ちなみにエリザベスとは、フリードリヒ5世に嫁いだイギリス王女エリザベス・ステュアート
のことで、あの有名なメアリ・ステュアートの孫です。

エリザベス門の向こうにはシュトュックガルテンという大きな庭があり、
城の区画を別の角度から見ることができたようです。ちょろっと行っとけば良かったな。


2.jpg

写真の右の屋根のない建物はループレヒト館で、城の中で現存する建物の中で一番古いそうな。
プファルツ選帝侯ループレヒト3世にちなんだ名前ということです。

あまりにもボロボロだったので、何も知らずにその後も通り過ぎてしまいました。(^^;


26.jpg

入口の門(橋楼)を抜けるとこの城門塔(時計塔)があり、
ここも抜けるとやっと城館が見えてきます。


27.jpg

城門塔をくぐってすぐ左にあるループレヒト館。(さっき外側を紹介した場所)
なんか中に絵画の展示があるな~と思って窓だけを何気なく撮影。

旅行が終わって写真を拡大して気づいたのですが、ドアの貼り紙に

Meeting Point 
Guided Tours

って書いてありました。ガイドツアー探してたのに、この貼り紙に全く気付きませんでした。
やっぱり観光客の少ない冬場はダメですね~。

そもそも、入場券やらオーディオガイドを貸し出しているチケット売り場の存在にも
気付くことなく中に入ってしまったので仕方ないか・・・。


28.jpg

ドアの上には天使の像が。
建設作業中に足場から転落して命を落とした建築家の息子をモデルにしたという伝承がある。
のだそうな。(ウィキペディアより)


5.jpg

左がループレヒト館で、その右の奥まったボロボロの建物は、地図によると図書館棟ではないかと。
左と明らかに建築様式が違いますが、何でも図書館棟は後期ゴシック様式だとか。


3.jpg

真正面にフリードリヒ館、その右横にちょこっとガラスの広間館
さらにその右はオットーハインリヒ館

それにしても、観光客がほとんど中国系なのにビックリ。しかも大声で騒ぐファミリーばかり。
カップルは静かだけどファミリーはうるさい。仕方ないけど雰囲気ブチ壊し。


4.jpg

オットーハインリヒ館は張りぼてのように見えるのですが、1階には薬事博物館がありました。
ここはドイツで初めて建設されたルネサンス建築だそうな。


6.jpg

再びフリードリヒ館と、左にちょこっと婦人部屋棟(王の広間)

フリードリヒ館のファサードは美しいルネサンス様式
そのファサードに並んでいる16体の像は歴代の選帝侯だそうな。


7.jpg

フリードリヒ館のファサード上部だけなぜか像が5体あり(他は4体)、
中央の像は天秤を手に持っていて、どうも歴代の選帝侯ではない様子。
天秤を持っているということは正義とか公正とかのアレゴリー(寓意)なのかなーと想像。

現地で気になったので、帰ってから調べたところ、どうも正義の女神「テミス」ではないかと。
(ローマ神話ではユースティティア)

1つ勉強になりました。ってこれが正解かどうか分からないのですが。


8.jpg

と、婦人部屋棟から中世から抜け出たような女性が観光客らしき人と外に出てきました。
おそらくあれはガイドツアーの最中だったのではないかと思います。

私達はチケット売り場というか、案内所みたいな有人の場所が見つけられず、
ガイドツアーをやっているかどうかも分からないまま終わってしまいました。(涙)

気を取り直し、フリードリヒ館の向こう側にあるテラスに行ってみました。


9.jpg

うぉっ!いきなりの絶景!冬場ですが、この日はスカーッと晴れました。嬉しい~!


10.jpg

朝もやの中、テラスからはプファルツ選帝侯の墓所だったという聖霊教会もよく見えました。


11.jpg

ネッカー川に架かるカール・テオドール橋

しかし、この日のハイデルベルクはむちゃくちゃ寒く、しかも強風が吹いていました。


12.jpg

朝のテラスは陽が当たらないのでこの暗さで、石造りなので骨の髄まで底冷えする寒さ。
ホンマに寒かった!1月2月に行かれる方、覚悟して下さい。

ちなみに、このテラスには「騎士の足跡」とか「間男の足跡」などと呼ばれるくぼみがあり、
選帝侯妃の浮気相手が部屋から飛び降りた跡とか色んな伝説が残っているそうです。

しかし寒すぎてそんなもの探す余裕はなく、景色を堪能した後は屋内へと退散したのでした。

ハイデルベルク城、続きは屋内です。



posted by サラミ at 22:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 14ウィーン・ドイツ | 更新情報をチェックする
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