2013年04月02日

マケドニア4日目 聖クリメント教会(聖マリア教会)

2012年10月4日(木) 聖クリメント教会(聖マリア教会)@オフリド (バルカン旅行6日目)

オフリド旧市街の丘の上の方に、ガイドブックで一番最初に紹介されている
聖クリメント教会があります。

現地で手に入れた地図を見ると、聖クリメント教会への道中にあと2つ教会があるようなので、
そこを経由して聖クリメント教会を目指すことにしました。


1.JPG

ほどなくして看板が見つかりました。教会が3つ

左から、

・Sveta Bogorodica 教会
 (Church of The Holy Mother of God Chelnichka 又は Church Virgin Mary Chelnica)
・Sveti Kuzma i Damjan 教会 (The Church of St. Cosmas and Damian)
・Sveti Konstantin i Elena 教会 (The church of St. Constantine and Helena)

3つでした。(英語が複数ある上にスペルも違ったりしてホンマに紛らわしい!)


2.JPG

少し歩いていくと、先ほどの看板の一番左のSveta Bogorodica 教会が見えました。
手元の地図には「Church Virgin Mary Chelnica」の名前で載っていました。
日本語だと「聖マリア教会」です。ややこしいなあ・・・。

しかし、入口が分かりません。通りがかった現地のおばさんに入口の場所を尋ねたら、
言葉が通じないので、わざわざ歩いて連れていって下さいました。オフリドの人は親切だ~。

しかし、残念ながらここは鍵がかかっていました。14世紀半ばの教会だとか。

ここから次の教会を目指し、ゆっくり坂を上っていきます。(何しろ微熱があるもんで。)


3.JPG

手持ちの地図に載っていたSveti Konstantin i Elena 教会(聖コンスタンチン&ヘレナ教会) 
The church of St. Constantine and Helena)に着きました。

が、ここも閉まっていました。オフリドの小さい教会は基本閉まってるんですね。
こちらは14世紀後半の教会です。中のフレスコ画が見たかったな。

教会の後ろの建物は、(マケドニアの)デバル&キチェボ教区の建物だそうな。

元々は19世紀の創建で、長いことスラブ文学博物館だったようですが、
2011年からはマケドニア正教会の所有になり、今は教区の事務所だとか。


4.JPG

教会が閉まっていたのでそのまま道を行くと、小学校の構内に出てきてしまいました。
地図には学校なんて載っていないので、私達は今どこにいるのだ?と謎。

いや、印刷していたグーグルの地図にはキリル文字で載っていました。


5.JPG

聖クリメントの像がありました。ちょっとここで休憩。


6.JPG

先ほど入れなかった聖コンスタンチン&ヘレナ教会。オフリド湖をバックにとてもいい眺めです。

重い腰を上げて、とうとう聖クリメント教会へ辿り着きました。
とは言っても、目と鼻の先だったのだけど。


7.JPG

聖クリメント教会は修理中で、外観が全く美しくありませんでした。
ちなみに、教会は13世紀末の創建だそうです。オフリドの教会はどれも古い。

聖ソフィア教会と聖パンテレイモン教会がオスマン・トルコによってモスクに改築された後、
オフリド大司教の座に着いたということで、ある意味棚ぼたでしょうか。

ここで注意すべきは、聖クリメント教会は、本当は「聖マリア教会」らしいのです。

というのは、名前のBogorodicaというのはマケドニアで聖母マリアのこと
のようだからです。(英語との対訳でそう気づきました。)

教会名は、

Sv. Bogorodica Perivleptos (マケドニア語のラテン文字表記)
Church Mother of God Perivleptos (英語名1)
Church of The Holy Mother of God Perivleptos (英語名2)

とまあ、色々出てきますが、たまに(カッコ)で(St.Kliment)と付記されているのを
見るくらいで、聖クリメント教会とは書かれていません。ややこしい。

某ガイドブックには、

「もとは聖母マリアに捧げられた教会であったが、
聖クリメントの遺骸がここに移されたため、名前も聖クリメント教会に改名された」

と書いてありますが、2002年にその遺骸は聖パンテレイモン教会に移されています。
だから、今はまた改名されて「聖マリア教会」に戻ったのでしょう。

とはいえ、オスマン帝国時代から最近までずーっと「聖クリメント教会」と呼ばれてきたのだから、
呼び名として定着しているのは「聖クリメント教会」の方なのでしょうね。

でもまあ、ややこしいですね。4travel.jpの聖クリメント教会の口コミなんて、
3つ全部微妙に間違ってるし。(笑)

さて、ガイドブックで一番先に見所として挙げられるこの教会ですが、
現地で買ったマケドニア教会の本によると、ここはオフリドで3番目だとか。

1.聖ソフィア教会
2.聖パンテレイモン教会
3.聖クリメント教会(ここ)


というのが、重要なオフリドの教会の順番だそうです。

しかし、ここのフレスコ画はとても良い状態で見事に保存されています。
描いた画家はマケドニア美術界において有名な人のようで、
その辺が大きく取り上げられる理由なのではないでしょうか。


8.JPG

隣に立っていた搭。これも古そうです。


9.JPG

聖クリメント教会の敷地からはサミュエル要塞がよく見えます。
サラミ夫がビデオカメラで撮った写真が、横長のせいかまるで絵葉書のようでビックリ。

さて、この教会は入場料が1人50デナール
チケットには「聖クリメント教会」と書いています。どっちやねん。(笑)

ここの受付の女性がうるさい。

女性はここの教会の研究者だそうで、自分の出版した本の紹介とか、
中のことで質問があったら何でも聞いて、とか親切に言ってくれたのですが、
熱がある身にはガツガツ来られるのがツライのです。(^^;

でも、彼女のこの教会に対する情熱は充分伝わりました。


10.JPG

中のフレスコは確かに立派でした。サラミ夫はいつの間にここの写真を撮ったのか。
私はこの頃元気を無くしてボーッとしていました。(笑)

2日前に見たコソボのグラチャニツァ修道院のフレスコ画と同様で、
ここのフレスコ画はビザンチンなのにルネサンスの息吹が感じられるのだとか。
年代はイタリアのジョットより少し前です。
 

  → マケドニア2日目(コソボ) グラチャニツァ修道院

しかし、私はここのフレスコ画についてほとんど印象がありません。
なぜなら、ここで端っこの椅子に座って休んでいる間に熱が上がってきたから。(^^;

受付の女性が、団体さんを連れて目の前で英語ガイドツアーを始めたのですが、
熱でボーッとしていて、解説は全然頭に残っていません。

あれを覚えていれば、もっとここのフレスコ画を堪能できたかも知れないのに、
体調のせいとはいえ、残念です。

聖クリメント教会の後は、目の前にあったイコン博物館も根性で見学しました。
こちらはチケットが1人100デナールです。

私達は今回ブルガリアのソフィアでもイコン博物館に行きましたが、
あれに比べると少数精鋭という感じで、置いているイコンはどれも素晴らしかったです。

写真は撮れなかったし体調のせいであまり覚えていないのですが・・・。

こうして根性で何とか朝から教会巡りをしていたわけですが、
私はいよいよ休憩が必要になってきたので、一旦ホテルに戻ることにしました。


11.jpg

休み休み歩きつつ、途中の景色は写真に撮りました。ピンクのビートルがカワイイ!


12.jpg

来た道を戻ります。それにしても、古い車が本当にカワイイ。
(乗れと言われたら話は別ですが。)

ホテルの前まで戻ってきました。


13.jpg

向こうからドスドスと歩いてやって来る「大島」。(←私が勝手に命名)


14.jpg

そしてホテルの前に腰を下ろしました。大島、目つき悪すぎ。(笑)

この後、私は部屋で休み、サラミ夫は1人でオフリド散策に行きました。

旅行先で食あたり以外で具合が悪くなるのは本当に久しぶり。
やっぱりムリはいけません。(^^;



posted by サラミ at 20:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 12マケドニア・コソボ | 更新情報をチェックする
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