2013年02月22日

マケドニア2日目(コソボ) グラチャニツァ修道院への道

2012年10月2日(火) コソボ・グラチャニツァ修道院への道 (バルカン旅行4日目)

私達がコソボに来た理由、それは、もちろん「隣まで来たからついでに」
というのもありますが、世界遺産「コソボの中世建造物群」を見るためでした。

ウィキペディアによると、

コソボの中世建造物群」は、コソボにあるユネスコの世界遺産のひとつ。
セルビア正教会の4つの教会堂や修道院が登録されている。
それらは、パレオロゴス朝ルネサンス様式の美しい建造物であるとともに、
中世の優れたフレスコ画が保存されていることなどが評価された。

コソボの政情不安定さにより、危機遺産リストにも加えられている。

なのだそうな。

コソボにある世界遺産ですが、セルビアが申請したセルビア正教会なので、
イスラムのコソボにおいては良い扱いを受けていません。

セルビア共和国大使館は堂々と大使館のサイト内で紹介しています。
 
http://www.serbianembassy.jp/japan/world_sub05.html

そのうちの1つは、プリシュティナから車で20分のところにあります。

某ガイドブックには場所の名前が間違って掲載されているため、
その車で20分の近所にたどり着けない人がいます。

みなさーん!プリシュティナ近郊の世界遺産は、
グラチャニツァ修道院(Gračanica Monastery)ですよーっ!

というわけで、まずは、その目的地であるグラチャニツァ修道院に行くことに。
バスでも行けるそうですが、時間がないので私達はタクシーで行きました。

コソボはご存じの通り、アルバニア人と少数のセルビア人が今も対立する地域ですが、
グラチャニツァ修道院はその飛び地となっているセルビア人地区にあり、
少し前までは、タクシーと交渉しても行くのを嫌がって断られることもあったそうな。

さて、今の情勢はどうなんでしょうか。

バスターミナルで客待ちをしているタクシーは避け、
少し歩いてターミナルの出口あたりまで行き、道端にいたタクシーと交渉。

サラミ夫が運転手のおじさんと約束した内容は、

グラチャニツァ修道院まで行って15分待機、
帰りはプリシュティナのビル・クリントン通りで降ろしてもらって10ユーロ

というものでした。運転手のおじさんは、嫌な顔もせずすんなりOKしてくれました。

最初は15ユーロとか言ってたような気がするのですが、
夫の10ユーロの声であっさり下がりました。ま、客も少ないでしょうから。


1.JPG

というわけで、このベンツで参ります。これもまた古いな~。


2.JPG

昭和な雰囲気を醸し出すウッディな内装です。許可証も貼ってないし、そもそもメーターがない。
勝手に「TAXI」って車の上に乗せているだけなんでしょうね。

それにしても、プリシュティナって車社会なのか、えらく渋滞していました。

タクシーは、先ほど私達がバスで通ってきた場所を戻っていき、
途中で脇道にそれていった感じでした。

一瞬だったので写真に撮れなかったのですが、向こう前方に青い看板が出ていて、
運転手のおじさんが「あそこからグラチャニツァだよ」と教えてくれました。

ここで初めて、グラチャニツァが町の名前だと知ったのでした。
(正確にはグラチャニツァ村らしい。)

さらに、一瞬だったのでハッキリ覚えていないのですが、同じような青い看板で、
「ここからはFILMエリアになる」と警告していたものも見ました。

つまり、治安維持のため監視カメラで撮られているのでしょう。
プリシュティナの街中とは雰囲気が変わりました。

しかし、セルビア語のキリル文字も見ないし、車はみんなコソボナンバーです。
以前はキリル文字の看板や垂れ幕もあったようなのに、今は全然。


3.JPG

これは、何も知らずに通ったらセルビア人地区だとは分からないな・・・。

と思っていたら、いきなりセルビア国旗がはためいていました。あ、やっぱり。(^^;

おじさんは、突然車を停めました。

「ここだよ。」
「え?どこどこ?」
「ここだよ、この右側。」


4.JPG

へっ?14世紀の教会がこんな街のど真ん中に?もっとガラーンとした所を想像していました。


5.JPG

塀の上には今もまだ鉄条網が張り巡らされていました。


6.JPG

左の小さい門のところから入るようです。

以前はこの門の左側でKFOR(コソボ治安維持部隊)の兵士が警備に当たっていたようですが、
私達が行った時には警備小屋もなく、それらしき人もいませんでした。


7.JPG

近くにはセルビア語の看板が。出た、キリル文字
BANKAって書いてるから銀行ですね。

さて、門をくぐると・・・


8.JPG

いきなりこの看板です。武器は禁止。

それでは、中に入ります。



posted by サラミ at 14:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 12マケドニア・コソボ | 更新情報をチェックする
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