2012年10月13日

ロシア式風邪治療法

国慶節休みのバルカン半島旅行から1週間前に戻ってきました。
私は行く前から風邪をひいたりして体調がイマイチで、
結局そのまま旅行に突入してしまいました。

どこも気温差が大きく、日中31℃、夜間12℃みたいな毎日で、結局がぶり返し、
旅の疲れもあって、マケドニアのオフリドではとうとう熱を出してしまいました。

本の虫であるサラミ夫は旅行の時も読書を欠かしません。
私が熱を出したちょうどその時、サラミ夫が読んでいた本は、

米原万里の「ロシアは今日も荒れ模様

そして、偶然にも、ロシアで風邪を治す時の民間療法のくだりにさしかかったのです。

夫曰く、

「本によると、蜂蜜とレモンを混ぜたものを飲み、牛乳にバターを溶かしたものも飲み、
ウォッカを浸して火で炙ったガーゼを油紙で包み、喉の部分と首の後ろの付け根の所に
貼って寝る。
すると、次の日の朝にはすっかり熱は下がっているらしい。」

だそうな。(後で私も本を読むと、「まず抗生物質を飲む」と書いてあるのですが・・・)

そして、これまた本によると、ウォッカを浸したガーゼは温湿布で代用できるらしい。

熱を出した次の日は丸一日バスによる移動日で、一日で治さないとツライだろうということで、
サラミ夫は温湿布によるロシア式治療をぜひ!と勧めてきたのでした。

夜になって重い体を起こし、夫が1人で散策していた時に見つけてきたという薬局に向かいました。

温湿布」って英語で何て言うのだろう?そもそも、温湿布って外国で売ってるのか?
と思いながら。

イメージ 1

色々と買い込みました。

まず、上のFERVEXという薬が正に日本のメディエードのような薬。
ロシア式民間療法の「蜂蜜とレモンを混ぜたもの」はこれで補えるのではないかと思いました。

下の2つはのど飴です。左は強烈に喉が痛い時用、右は喉が乾燥した時用のハーブ入りです。

そして問題の温湿布。


イメージ 2

実は2種類売られており、もう一方の商品は「カプサイシンが塗ってある」という説明だったので、
「そりゃー貼ったら痛いやろうに」と思ってこの商品を選んだのでした。

これが日本の温湿布と同じものなのかどうかは分かりません。

さて、そのまま食事をしに行き、私はとりあえず頑張って野菜スープとサラダなどを食べました。
(スープのメニューが豊富だったのがマケドニアの良いところ!)

そして、ウエイターさんにお願いしてお湯を持ってきて頂きました。

イメージ 3

このようにキチンと用意して下さいました。感謝です。
これでメディエードみたいな薬をグビッと飲み、ホテルに戻りました。

ホテルに戻ってからは私はグッタリしているのですぐ横になり、
サラミ夫が大きな温湿布を半分に切って、 首の前と後ろに貼ってくれました。
(ハサミは私の眉切りバサミだったんですけどね・・・)

本に載っていた「牛乳にバターを溶かしたヤツ」は用意できないのでパスです。
そして、そのまま私は朝までスヤスヤ眠り、朝起きたらスッキリ熱も下がっているはずでした。

ところが・・・。

温湿布を貼って10分くらい経った頃、何だかどんどんヒリヒリしてきたので、
とうとう堪え切れず、 「なんか湿布が痛いから外すで~!」とサラミ夫に告げて
ペリリと剥がしました。あー痛かった。

ところがところが・・・。

剥がしたのにどんどん痛くなる!余りにもジンジン来るので体を丸めて悶絶するサラミ。
剥がしたのにものすごく痛い~!」と訴えると、サラミ夫も気が動転。

それは拭き取らなアカンわ!」とタオルをお湯で濡らして軽く拭き取ってくれるサラミ夫。
しかーし!お湯が沁みて逆に痛い!!
正に辛い物を食べた後スープを飲んで悶絶するアレと同じです。

お湯は痛いと訴えると、今度はタオルを水で濡らして首に巻いてくれるサラミ夫。
今度はむちゃくちゃ冷たくて、ひたすら「冷たい・・・」と言いながら笑うしかないサラミ。

私の喉も首の後ろも、真っ赤っ赤にクッキリと「四角く」腫れ上がっていました。
ロシア式民間療法を勧めたサラミ夫は責任を感じたのか、これまでの結婚生活で
見たことないほど恭しく、かつ甲斐甲斐しく、私の介護に努めてくれました。

そうして首の痛みも少しずつ引き、やっとこさドローンと眠りについたのでありました。

次の日起きたら熱は下がって体も少し楽になっていました。
しかし、それは前の日に飲んだメディエードみたいな薬が効いたのでしょう。
抗ヒスタミン剤が入ってましたから。


イメージ 4

もう一度この湿布に注目。「ストロング&ホット」ってどんだけストロングやねん。

薬剤師さんの説明では、もう一方の商品にカプサイシンが塗ってあるということでしたが、
この湿布の名前に注目すると、カプサイシンが塗り込んであったのはこっちの方じゃないのか?

後になるまで全然気が付かなかった~・・・。(涙)

シャワーを浴びていなかったので、汗のせいで余計にかぶれた可能性もあるかも知れません。

でも、サラミ夫はこの湿布を2つ購入したのです。あと一つ、まだ我が家にあります。
欲しい方がいたら譲ります。(笑)

ということで、とんでもなく大笑いな思い出が一つ出来ました。



posted by サラミ at 18:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 12バルカン5ヵ国(全体) | 更新情報をチェックする
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