2012年01月06日

チェコ1日目 夕方の散策

2011年10月1日(土) プラハ市内 夕方の散策

ホテルにやっとチェックインした後、二人とも改めて身繕い。

夜はオペラ鑑賞の予定が入っていたので、ホテルに戻る時間はないと判断し、正装に近い服に着替えます。

なんでちゃんとした正装でないかというと、私の場合、プラハの石畳をパンプスで歩き回る自信がなかったのと
寒さを考慮して。サラミ夫は「スーツを入れると荷物がとにかく重くなる」という理由で。

とはいえ、私達は今回すべて一番前のど真ん中の座席だったので、一応ちゃんとした服装を心がけました。

私達は深夜便で到着したため、私はスッピンどころか、ロクに顔も洗っていません。
(モスクワの空港の洗面所の混みようと水浸しの程度がひどかったので・・・。)

ホテルで一から顔を洗ってお化粧して・・・とやっていたら、結構時間がかかりました。

そもそも、ホテルに着くまでも時間がかかっているし、チェックインしてからも、
ホテルスタッフによる館内案内が結構長かったし。

サラミ夫をいつまでも待たせて、結局ホテルを出た時はすでに夕方。

まずは、スメタナホールのある市民会館へ向かいます。

市民会館は、アルフォンス・ムハ(=フランス語読みでミュシャ)による装飾や作品で有名な
アールヌーボー様式の建物です。「のだめカンタービレ」にも出てきました。

市民会館の内部は見学ツアーでしか見ることが出来ないのですが、公式サイトを見ても、
10月の見学ツアーのスケジュールが最後まで更新されませんでした。ずーっと9月のまま!

ということで、直接現地に行って見学ツアーの日時を確かめる必要があったのです。

 市民会館公式サイトhttp://www.obecnidum.cz/web/en/homepage



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地下鉄C線のI.P.パヴロヴァ駅周辺のトラム乗り場をチェックした後、再び11番トラムでムゼウム駅へ。

ここからムーステク駅(Mustek)までA線に乗り、そこからB線に乗り換えてナメスティ・レプブリキ
(Náměstí Republiky )で降りるつもりでした。

が、ムーステク駅でうっかり地上に出てしまったので、そのまま歩いて市民会館に向かうことに。


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おお。いきなり街並みが可愛くて、思わず感動。すごいやん、プラハ。
しかし、私も夫も今どこにいるんや?状態で歩いていました。

と、スタヴォフスケー劇場(=エステート劇場)がいきなり目の前に。


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スタヴォフスケー劇場は、現存するものとしては世界最古のオペラハウスです。
1787年10月にモーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」が、モーツァルト自身の指揮で初演されたという
由緒ある劇場なのです。

また、映画「アマデウス」のオペラのシーンもここで撮影されています。

私達は4日後ここで「ドン・ジョヴァンニ」を見る予定だったので、
別に今ここを散策しなくても良かったのですが、たまたま来てしまったので思わず見学。

外側をぐるっと一周しましたが、外から見てもハッキリ分かるほど小さな劇場でした。


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正面左側にはこんな銅像が。


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IL COMMENDATORE」とあるので、「ドン・ジョヴァンニ」に出てくる騎士長の銅像のようです。
1787年10月29日にこの劇場で「ドン・ジョヴァンニ」のプレミアが行われたと誇らしげに書かれています。


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劇場の裏側です。赤いトラックのようなものが劇場の壁と繋がっていました。大道具などの搬入用でしょうか。

というより、私達は市民会館に行かなければならないのでした。我に返って大急ぎで先を進みます。


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でも、プラハの旧市街はこんな中世そのままの建物ばかりで、ついつい足を止めてしまいます。


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こちらはキュビスム建築で有名な「黒い聖母の家」。

キュビスムと聞くと、真っ先に思い浮かぶのはピカソなどの絵画ですが、建築もあります。
しかし、キュビスムの影響が建築にまで及んだのは世界でもチェコだけなのだそうです。
プラハが建築の宝庫と言われるのがよく分かります。

ここプラハで色んな時代の建築物を見て歩きましたが、私個人的にはこのキュビズム建築
一番感動したかも知れない、というほどモダンでカッコよかったです。


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「黒い聖母の家」の2階は「グランド・カフェ・オリエント」というカフェです。
時間があったらここでお茶したかったー!けど時間がないので諦めました。


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余談ですが、プラハの観光客の数はものすごいものがあります。
こんなに観光客が多いのはヴェネツィアくらいかと思っていましたが、恐るべし観光都市、プラハ。


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さてさて、やっと火薬塔が見えてきました。市民会館はあの隣にあるはず。


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やっと到着しました。市民会館です。真ん中の絵はムハ(=ミュシャ)によるもの。


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ムハの絵のアップ。「なんか私の知ってるムハの絵と違う」という印象です。
この絵はムハがよく描いていた商業ポスターなどとは違い、スラブ民族を表現しているのだと思います。


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正面エントランスの装飾です。自分で勝手に絵画から想像していたアールヌーボーとは違った印象でした。
色合いのせいか、なんだかエジプトっぽい感じさえしました。(←私だけ?)それにしても華やか~。

中に入ると、チケット売り場がありました。

確認してみると、今日の見学ツアーは17時が最終でした。うう、もうちょっと早く来ていれば。
その後は10月3日しか参加できるツアーがありませんでした。

ということで、3日の朝にまた出直すことにしました。

当日にしか見学ツアーのチケット買えないって面倒やわー。

とはいえ、きっと人気だから仕方ないのでしょう。

さて、次どうする?とか言っているうちに、オペラの開演まであまり時間がないことに気づきました。
いつもながら時間ギリギリのパターンです。

せっかく二人ともキレイな服を着ていたので、プラハに数々ある素敵なカフェで夕食分も済ませてしまおう
と思っていたのに、そんな時間さえないということに。ああ、散策しすぎたー。


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とりあえず、市民会館の目の前に地下鉄B線があるので、それに乗ることに。
相変わらず深ーいエスカレーター。B線のエスカレーターの速さはピカイチです。


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地下鉄B線ナメスティ・レプブリキ駅(Náměstí Republiky )から、
ムーステク駅 →(A線乗り換え)→ ムゼウム駅 と乗り継ぎました。


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途中のムーステク駅で自転車ごと乗り込むサイクリストの方。自転車天国ヨーロッパ。

さて、ムゼウム駅からオペラ会場のプラハ国立歌劇場までは歩いてもすぐです。
問題は、夕食をどうするか、ということでした。オペラの開演は19時ですが、すでに18時を回っています。

オペラが終わるまで食いしん坊の私が耐えられるとも思えなかったので、サラミ夫が意を決し、
ヴァーツラフ通りのマクドナルドの向かいにあるスタンド2店で、ホットドッグ(60コルナ)と
ケバブ・バーガー(65コルナ)とミネラルウォーター1本(25コルナ)を購入。

時間も迫ってきたので、買った物を手に持ったまま歌劇場に向かって歩いていきます。
段々と周囲にオペラに行くであろう正装の人々が増えてきました。

でも、ホットドッグなんか手に持ってる人なんていやしない・・・。

歌劇場と国立博物館の間に、もう一つガイドブックには掲載されていなかった大きな建物がありました。
さすがにオペラハウスの前で立ち食いはまずいので、このよく分からない建物の柱に隠れ(でも人は通る)、
サラミ夫と大急ぎでケバブバーガーとホットドッグをわしわしと立ち食い。

チェコのホットドッグのウィンナーのスパイシーで塩辛いこと!

そりゃみんなビール飲むはずやな。この食生活を続けてたら早死にすると思いました。


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ところで、私達が柱に隠れてひっそりと立ち食いをしていたこの建物には、こんなパネルがありました。

アレクサンデル・ドゥプチェクというこの人は、プラハの春を推進した政治家です。
失脚後、ビロード革命でまた復活を遂げたわけですが、なんでここにドゥブチェクのパネルが???

結局、ここが何の建物なのかよく分からないままだったので、「あらドゥブチェクさん」と思いつつも、
そのお顔の隣で非常識にもお食事させて頂きました。(^^;

しかし食べきれなかった・・・。残りは夜食にしようと思い、何とか紙ナプキンぐるぐる巻きにして、
何食わぬ顔をしてバッグの底に入れたのです。どうか私のこのプラダのバッグに染みたりしませんように。

こんなわけで、何とか腹ごしらえも終わり、いざオペラ鑑賞へ。


posted by サラミ at 03:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 11チェコ・ハンガリー | 更新情報をチェックする
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