2011年09月08日

イタリア9日目 ミラノへ戻る

2010年10月9日(土) ミラノへ戻る

私達が乗るミラノ行きの列車は、20:00発ES9532便。 (ES=ユーロスター)
途中ボローニャを経由して1時間45分でミラノに到着する特急列車です。

サンタ・マリア・ノヴェッラ駅に到着すると、


イメージ 1

私達の列車は5分の遅れが出ていました。

ちなみに、電光掲示板の一番左の「AV」というのは、トリノ・ミラノからナポリまでイタリアの主要都市を走る
ユーロスターに付けられているとかで、料金も少し高くなるようです。

私達の場合、2等席で1人52ユーロ。夫が苦労の末、駅の自動券売機で購入しました。

さて、サラミ夫は「何か食べるもん買って来る。」と、駅のマクドナルドに今日の夕食を買いに行きました。
その間、私はサラミ家の大量の荷物の見張り番です。


イメージ 2

これどこ?って感じですが、駅の構内です。外みたいですよね。

主要な駅にはスリや置き引きがいるのは基本中の基本ですが、ここフィレンツェにもいました!

私達は大きなスーツケース2つの他、プラダの大きな紙袋とアウトレットのもっと巨大な紙袋を持っていました。
そこに私と夫のリュックが2つ。夫のリュックからはポスターの筒が飛び出しています。

大体、ブランドの紙袋とアウトレットの紙袋を持っている時点で「カモ」なわけです。
ここは気を抜かず、紙袋はスーツケースの上に上げ、リュックは足で挟み、周囲を注意深く見回していました。

と、髪を肩まで伸ばした若い男性が、タバコを吸いながら向こうから近づいてきました。
とてもラフでカジュアルな服装で、なぜだか手ぶらです。

こんなターミナル駅で手ぶらってヘンやろ、アンタ。

ああ、この人きっと置き引きだわ~。って見たらすぐに分かりますって。(笑)

結局、私にスキがないので男性は歩き去っていきました。
ちゃんと気を付けていれば、「置き引き」に関してはどうってことありません。強盗となると別ですが。

見てればすぐ分かるのに、置き引きに遭う人の行動がよく分からん。やっぱ日本は平和ってことか。

その後、夫がバタバタと戻ってきました。一部始終を話すと「あ、そう。」とちょっと驚きつつ、反応終わり。
上海もスリは多いし、私達にとってはあまり日常とかけ離れた話ではない、という感じです。


イメージ 3

こちらはプラットホーム。相変わらずプラットホームの番号はギリギリまで表示されませんでした。

やっと列車に乗り込み、切符を見ながら「えーと」と迷いながら自分達の席に行くと、小さな男の子が

日本人ですか?

日本語で聞いてきました。

私は座席番号とにらめっこ中で必死だったので、男の子に笑顔で「はい、そうです。」と答えると、
すぐにまた「えーと」とキョロキョロしていました。男の子は目の前の男性にイタリア語で何か言っています。

私はその男性に切符を見せ、ジェスチャーで「ここですか?」と聞いて男性が頷くのを見て隣に座りました。
スーツケースを遥か向こうに置きに行っていた夫も戻ってきて、男の子の隣に座りました。

やれやれ~と思ったところで、さっきの男の子が再び話しかけてきました。

日本語上手だねーと言うと、お父さんがイタリア人、お母さんが日本人のミックスなのだそうな。

そこから、彼がボローニャで下りるまで色々お話ししました。

男の子と一緒にいる男性は彼のお父さんだそうで、地元には日本語の補習校がないため、
毎週末お父さんに付き添ってもらい、フィレンツェの補習校で日本語の勉強をしているとか。

フィレンツェ・ボローニャ間はユーロスターで40分かからないし、上海でいえば、蘇州から毎週末
新幹線車両で上海まで補習を受けに来るようなものか。げー、大変そう・・・。イタリアは大変やな。

男の子はイタリアでは小学校3年、日本では2年だそうで、ちょっと飛び級しているようでした。
実際、話し方を聞いていても、とてもしっかりしていて頭が良さそうでした。

日本はいつも東京に帰るのだそうで、「東京は好き?」と聞くと「ちょっと暑いけどね。」と答えたのには
大笑いしました。素晴らしく冷静な小学3年生。結構ハンサムくんだし将来楽しみです。

男の子が見せてくれた日本の国語の教科書は2年生のものでした。

「2年生といえば、スイミーだよね。お、載ってる載ってる、懐かしい~。」と勝手に盛り上がり、
スイミーってイタリアの人は知らないよね?」って聞いたら、実はスイミーの作者はオランダ人で
イタリア人もみんな知っているのだということを、こんな小さい男の子から教えてもらいました。

とても勉強になりました。

男の子とは主に夫が話し(男同士で話しやすいのでしょうか)、そんな中聞いて驚いたのは、
日本人とイタリア人のご夫婦は、男の子が知る限り、みんな

イタリア人男性&日本人女性

のカップルなのだそうな。

「それって、すごい確率やな。日本人の男の人はイタリア人の女の人にもてないってこと?
と夫が真剣に男の子に質問していましたが、男の子は「うーん、分からない・・・」と詰まっていました。

それが小学3年生にする質問かい。(笑)

男の子は自分から色々教科書やノートなどを見せてくれましたが、小テストだけは一部隠そうとしたりして、
夫がさらにそれを阻止しようとしたり、初対面でしたがとても盛り上がりました。
その間、男の子のお父さんは静かに見ていてくれました。とても優しそうなお父さんでした。

私達は買ってきたハンバーガーとフライドポテトを、男の子に「あげられなくてごめんねー」と謝りながら食べ、
男の子がボローニャで下りるまでの40分ほどの間、とても楽しい時を過ごしたのでした。

私達も海外に暮らしているので、他国で暮らす日本人の生活については非常に興味深いものがあります。

男の子を通じてイタリアでの生活のことを知り、日本人が暮らす環境としては、
やはり上海は飛びぬけて恵まれているのだということを再認識したのでした。

そんなこんなで無事ミラノに到着。夜の10時前です。


イメージ 4

ミラノ中央駅から地下鉄への乗り継ぎは、エスカレーター完備で超楽勝。(ピンボケ写真は地下鉄構内)
夜にスーツケースを持って乗りましたが大丈夫でした。人もそれなりにいたし。
ここでは、切符は自動券売機で1人1ユーロの1回券を買いました。もちろん刻印は忘れずに。

ミラノのホテルは最初に泊まったのと同じ、ホテル・パラッツォ・デッレ・ステリーネ
地下鉄2号線でカドルナ駅まで移動し、そこからは徒歩です。

と、今日は何だかホテルの様子が違う。「クラブかここは」っつーくらいズンズンと大音響。
入口にはケバいお姉さん達が。タバコ吸ってないで、そこ入口なんだからどいて下さ~い。

中に入ると看板が立っていました。今日はどこぞのおっさんのバースデーパーティーだそうな。
看板のど真ん中の円の中におっさんの顔が。40代中盤から後半といった感じ。年齢書いてたけど忘れました。
マルチェロ・マストロヤンニ風のキザ男って感じですが、どっかの貴族か何かですかね。

エエ歳してケバい女の子はべらして若い子みたいなお誕生会って、さすがベルルスコーニの国。
日本でも一部の金持ちは同じようなことやってそうですが。


イメージ 5

今回のお部屋は、多分パーティー会場から遠く離れた所にアサインされました。全く音は聞こえません。
前回は中庭の見える眺めのよい部屋でしたが、今回は外を向いたツインのお部屋。でも前より広い!


イメージ 6

このカーテンで覆われた謎の部分は小さなベランダです。なぜだか部屋に食い込んでいますが。
後はバスルームなどの作りは前と同じ。荷物の整理をせねばならないので、部屋が広いのは助かりました。

サラミ夫は、フィレンツェの駅でマクドナルド以外にサンドウィッチも購入していましたが、
まだ食べていませんでした。夜遅くなって小腹が減ってきたのでそれを食べることに。

ついでにと思い、前回の宿泊で活躍したコーヒーの自動販売機を目指して廊下に出ましたが、
なんと今回はその自販機が見つからず。各階に置いてあると思ったんだけどなあ・・・。

グルッと廊下を一周したら(ホテルは中庭を囲んだ口の字の作り)、途中でライトアップされた
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会が見えました。カメラ持ってなくて残念。

明日はとうとう帰国するんだなあ。イタリア、面白かったなあ。

ほっこりしながら、卵焼きとズッキーニ入りのサンドウィッチを食べたイタリア最後の夜でした。


posted by サラミ at 17:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 10イタリア北部 | 更新情報をチェックする
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