2011年09月07日

イタリア9日目 フィレンツェ最後のお買い物

2010年10月9日(土) フィレンツェ最後のお買い物 @ サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局

再びフィレンツェ駅前に戻ってきました。

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会のミサには間に合いませんでしたが、今夜のミラノ行きの列車は20時発。
それまではまだ少し時間があります。

そこで、どうしても行きたかった「サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局」に夫を引きずって直行。

サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局は、現存する世界最古の薬局で設立は1612年
しかしその起源はもっと古く、1221年に、後にサンタ・マリア・ノヴェッラ教会へと発展する修道院で
修道士達が薬草を栽培して薬を調合したのが始まりだとか。

日本でも「サンタ・マリア・ノヴェッラ」という自然派スキンケアブランドとしてお店を展開していますね。

 サンタ・マリア・ノヴェッラの日本公式サイトhttp://www.santamarianovella.jp/

ただし、このお店が日本で展開し始めた頃、私はすでに上海に来ていたので、こんなに日本で人気だとは
全く知らず、日本で買えるというのもイタリアに来る直前に知りました。

もちろん、夫はスキンケア商品など全く興味がなく、私の話など聞く耳持たず、「ふーん」てな感じ。
そういう私も商品を買いたかったわけではなく、雑誌で見た薬局内部のクラシカルな内装に惹かれたのです。


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というわけで、やって参りました。入口から歴史を感じます。


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入ってすぐ、雑誌で見たカウンターがありました。とてもこれが薬局だとは思えない美しい作り。

閉店のちょっと前に行ったので、お店はそこまで混雑していませんでした。
奥にも何かあったので、カウンターを越えてどんどん進んで行きました。


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こちらは香水とポプリでしょうか。閉店前のせいか係の人もいないので、ガンガンお試しできる雰囲気でした。

香水といえば、フランス王に嫁いだカテリーナ・デ・メディチがこちらで特別に調合してもらって
お嫁入りに持っていった香水が、今でも「サンタ・マリア・ノヴェッラ」の名前で売られていますね。
結婚が1533年ですから、470年以上も同じ調合で存在し続けて、しかも今も人気ってすごいなあ。


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こちらはペット用のシャンプーなど。Dogs&Catsの文字が見えます。


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キャンドルも売られています。それにしても、見事なほど誰もいません。


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壁の中央にはメディチ家の紋章が。肖像画はきっとこちらの歴代の主でしょうね。


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天井のシャンデリアや絵も歴史があって素敵でした。


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違うカメラで撮ったので非常に画像が悪いのですが、こちらは一番奥の部屋です。
なんと開業時のオリジナルスペースだそうで、昔の石鹸の型や香水瓶などレトロな物も展示されていました。

こちらは「エルボリステリーア」というハーブなどを扱う所で、専門の薬剤師さんに相談すると、
ハーブなどを調合して自分に合った薬を作ってくれるのだそうな。

自分用に調合なんてとても良さそうですが、中国には漢方があるし、ここで頼まなくてもなあ・・・
と思ってしまいました。このヘンが中国生活者の感覚ですかね。

カウンターの左側には日本語を含む何ヶ国語かの商品リストがあり(写真左に白いのが写っています)、
言葉が分からなくても、それを見れば商品が分かるようになっているようです。
よっぽど日本人が多いんでしょうね。この時も客はオール日本人でした。


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この通り完璧な日本語のリスト。B4くらいの立派な厚紙で出来た商品リストです。

ただし、日本語はこの「エルボリステリーア」(リストには「ハーブハウス」と書かれています)
での商品のみが載っているようなので、私は英語のリストもチェックしました。
英語の方は、逆に香水やスキンケアなど、普通の商品が掲載されていました。

時間が遅かったので、もしかしたら日本語の他のリストは切らしていたのかも知れません。

ハーブやサプリのリストを見ても、朝鮮人参とか、「絶対中国の方が安い」と思ってしまって何も買わず。
でも、せっかくなので何か1つくらい記念に買おうと思い、大好きなナチュラルソープにすることに。

カウンターに群れている他の日本人の方々は、何を買おうか随分と迷っておられるようだったので、
お先に失礼して、お店の人に「石鹸が欲しいんですけどー」と声を掛けてみました。

すると、「○○ソープと、**ソープと、△△ソープがあり・・・」と種類を教えてくれました。

英語で説明して頂いたのですが、1つだけ分からない単語があり、それは何ですか?と聞くと、
ザクロ」と日本語で言ってくれました。デリケートなお肌用だそうです。

結局、ミルクソープにしたのですが、

どの香りにしますか?

と聞かれてまたビックリ。

へ?「ミルクソープ」って牛乳の香りじゃないの?(←完全に日本の牛乳石鹸と勘違いしている。)

サラミはこのお店の商品について本当に無知だったのです。カテリーナ・デ・メディチの香水以外・・・。

目の前に数々の香りのミルクソープを並べてもらい、その場で香りを確かめて数秒で即決!
たかが安い石鹸を1個買うだけなのに、そんなにグズグズして係の人を独り占めするわけにはいきません。

ちょっと迷いましたが、上品な香りのジャスミンにしました。

お値段は8.5ユーロ。正直、たかが「牛乳石鹸」だと思っていたので、心の中で「高ぇ~!」と
思っていたのですが、日本での価格を事前に知っていたら、もっと買い込んでいたかも知れません。


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実は、このお部屋からは回廊と中庭が見えました。(ちょっとピンボケですが。)
その昔は、教会からまっすぐこのドアを通って薬局に来られたのでしょうね。

夫がこの回廊を見て、「え?これってもしかして・・・。」と驚き、今頃になって

ここの薬局、何て名前?

と聞いてきました。「サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局」ですけど、何か?

それを聞いて初めてこの薬局がどこなのか分かったらしい夫は、
おー!僕サンタ・マリア・ノヴェッラ教会の回廊が見たかったんや~。」と今さら感動していました。

・・・やっぱり今までの私の話は聞いていなかったようですね。

もっとも、夫はサンタ・マリア・ノヴェッラ教会の「緑の回廊」が見たかったようなのですが、
後で調べたら、こちらから見える中庭は「キオストロ・グランデ」と呼ばれるお隣の中庭でした。

キオストロ・グランデは軍の施設とかで一般公開していないそうなので、これはこれでラッキーだったのかも。
何となく昔の修道院の雰囲気も伝わりました。

そんなこんなで閉店ギリギリに薬局を出ると、ちょうど19時半。もう駅に向かわねば。
ホテルに荷物を取りに行って駅に行きましたが、ホテルも駅も近いので、全て徒歩で楽勝でした。


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実は、勿体なくてまだ使えていないこの石鹸。ものすごく良い香りが1年経ってもキープ。
今ではほとんどルームフレグランスと化しています。本当に半径50センチくらいは香ります。
こんなに良い香りなら、次はポプリもいいかも知れない、と思ったりしています。(次っていつ?)

こうして、ギリギリまで回って、ついにフィレンツェの街とお別れしました。


posted by サラミ at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 10イタリア北部 | 更新情報をチェックする
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