2011年02月26日

イタリア6日目 ガッラ・プラチディア廟

2010年10月6日(水) ラヴェンナ ガッラ・プラチディア廟

サン・ヴィターレ教会に引き続き、大急ぎでガッラ・プラチディア廟へ。

本当に時間がないので5分くらいで見ました。(^^;


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サン・ヴィターレ教会と同じ敷地内にあるので目と鼻の先です。とても小さくて可愛らしい建物です。
時代はサン・ヴィターレ教会よりも遡り5世紀の半ばの建立です。5世紀といえば日本はまだ古墳時代。


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この案内板が示すように、廟の内部は十字型です。15メートルもない位の狭い空間でした。

ところで、私は最初ガッラ・プラチディアって何?と思っていたのですが、人の名前でした。
ガッラ・プラチディアという女性の廟、つまりお墓ということですが、本当のところはよく分かっていないそうな。

ガッラ・プラチディアは最後のローマ帝国皇帝テオドシウス1世の娘、かつ西ローマ帝国皇帝ホノリウスの妹
だそうで、ホリノウスがミラノからラヴェンナに遷都した時に一緒にラヴェンナにやって来たのだとか。

ホリノウス帝は西ローマ帝国を没落させてしまうほど無能でしたが、一方でガッラ・プラチディアは聡明で
とても美人だったそうな。無能な人のせいで運命が変わりましたね。女性はつらいなー、こういう時代。


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中に入る時はこのアーチをくぐります。濃紺のモザイクが印象的。


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モザイクというより絨毯ではないかと思うような写りですが、立派なモザイクなのです。キレイです。


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よき羊飼い」の絵。キリストが羊飼いとして描かれています。
残念ながら入口から光が入り込んで色が飛んでしまいました。

ここでもキリストの描かれ方は神々しいというより牧歌的でした。羊も懐いている感じ。


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横向きですが、中央天井の十字架と満点の星。とにかくブルーのモザイクがキレイです。
この十字架はキリストの再臨を表すとか。


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建物の中に光が入るのは入口とこのオレンジ色の窓のみ。暗い分一層ブルーのモザイクが映えます。


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幾何学文様も多く描かれていて、私達が想像するキリスト教の建物とは違った感じです。
オリエンタルな感じがするのも、やはり古代ならではなのでしょうね。


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この窓のオレンジ色が、まるで本物の火が燃えているかのように見えて不思議です。
何でも、アラバスターという半透明の石の薄い板を窓にはめ込んでいるそうな。


イメージ 10

こちらは「よき羊飼い」の絵の向かいの壁です。
書物と十字架を持っているのはスペインの殉教者聖ウィンケンティウス
この絵を見る限り、どうも火あぶりの刑で殉教されたようですね。

このように、ガッラ・プラディチア廟は小さいものの、とても美しい建築物なのでした。

ただ、許された時間が約5分だったので、この規模で助かった~!というのが正直な感想です。

それでは、これからタクシーを呼びます。果たして列車には間に合うでしょうか。


posted by サラミ at 19:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 10イタリア北部 | 更新情報をチェックする
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