2010年08月04日

オーストリア5日目 祝祭劇場でオペラ

2009年10月5日 5日目 祝祭劇場でオペラ

ホテルの中で迷ったりして時間がギリギリになりましたが、19時半からはオペラ鑑賞です。

正装に着替え、これから会場のザルツブルグ祝祭劇場(Festspielhauser)に向かいます。
時間がなくて、今日もまた髪ボサボサのまんま・・・。

さっき到着して土地勘もないまま、時間に追われて移動するのはちょっと焦ります。

ガイドブックによると、ザルツブルグに地下鉄はなく、トロリーバスが移動の手段だとか。
フロントでもらった地図の路面図を頼りに、とにかくザルツブルグ中央駅前のバスターミナルに向かいました。


イメージ 1

時間がなくて、チケット買わずに乗り込みました。この場合支払いはどうしたらいいの???

トロリーバスには一発でオペラ鑑賞だと分かる正装のおばさまも乗っておられました。
あのおばさまの後を付いていけば間違いないはず。ホッと胸を撫で下ろしました。

気取らずにトロリーバスでオペラを観に来るという環境がなんだか素敵。さすがカラヤンの出身地ザルツブルグ。


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カラヤンプラッツ(Herbert von Karajanplatz)でバスを降り、無事に祝祭劇場に到着しました。
結局、バス代を払わずに降りてしまいました。すいません・・・。

写真は祝祭劇場の西側です。人が大勢集まっています。
何でもカラヤンは、よく公演が終わるとこのドアから出てポルシェをぶっ飛ばして帰宅していたとか。

内部には祝祭大劇場モーツァルトのための劇場(旧祝祭小劇場)、フェルゼンライトシューレ
という3つの劇場がありますが、今日の会場となるのは祝祭大劇場です。


イメージ 3

すぐ隣には馬洗い池が。映画「サウンド・オブ・ミュージック」にも出てきた観光スポットです。


イメージ 4

人の流れに従ってエントランスへ。遠く向こうにはホーエンザルツブルグ城塞が見えます。

今日の公演は、ヴェルディの「仮面舞踏会(Un ballo in maschera)」です。
「Compagnia d'Opera Italiana di Milano」という歌劇団による上演。この歌劇団、全然知らんのですが・・・。

現地に住んでいるわけでもないのに、どうやってこのマイナーな公演を見つけたかというと、ずばりネット検索
夫にウィーン・ザルツブルグ・インスブルックなどの劇場のオペラ公演の日程を調べるよう指令を受けたので、
大小様々な劇場を調べてドイツ語でテキトーに単語を入力したらヒットした・・・という単純な話で。(^^;

ドイツ語は分からないので、自動翻訳で英語に変換して解読しました。(日本語に変換するよりマシ)

今回の公演は、ウィーン国立歌劇場のようにオンラインでのチケット購入はできなかったので、
シュローテ(Schlote)という主催団体のEメールアドレス宛てにワードの申し込みフォームを添付し、

予約したいがクレジットカードは使えるか?

と英語で質問してみたら、担当の方からすぐ丁寧な回答を頂きました。(英語で助かった・・・)
希望の席は満席だったものの、一人58ユーロの一番良い席の真ん中が空いているとのことで、それを予約。

支払いに関しては、

クレジットカードは受け付けていないので、当日窓口で現金払いしてくれれば良い。

という何とも太っ腹なお返事を頂き、予約確認書をEメールで送って頂きました。

当日本当に現れるかどうかも分からない未知の客のために、こんないい席をキープしてくれるなんて、と
私達はいたく感動したのですが、オーストリアではみなさんマナーをきっちり守ってらっしゃるのでしょう。

中国じゃ、支払いの確約がなければ血まみれでも手術してもらえませんからね。

こんなワケで、中に入ると窓口で予約確認書を見せてチケット代金を支払いました。
窓口では係の女性が笑顔で迎えてくれましたが、ひょっとしたらあの方が返事をくれた方だったのかな?

安心したのも束の間、ここはウィーンとはわけが違うザルツブルグ。

イメージ 5

夫がビデオカメラの写真モードで撮影した1階ロビーの様子です。
薄暗くてブレちゃってますが、年齢層はかなり高めで服の色は地味。ものすごく保守的です。

よそ者だらけのウィーンとは違い、「一見さんお断り」みたいなアウェーな雰囲気に圧倒されます。
そりゃそうでしょう。外国人観光客がわざわざこんな知らない歌劇団のオペラを見にくるはずもなく。

しかも、私達くらいかそれ以下の若年層が全くいません。
何より、東洋人は私達二人だけで、珍しいんでしょうが、ものすごくジロジロ見られました。(汗)

この異様な雰囲気の中、うちの夫はよくぞ撮影なんて出来たもんだというのが正直な感想です。


イメージ 6

私はドラゴンの刺繍をあしらったチャイナ風ワンピースを着ておりました。
200%中国人だと思われたことでしょうな。(^<>^;


イメージ 7

祝祭大劇場のホールの様子です。これは公演が終わって人が少なくなってから撮りました。

ホールの一階席は傾斜がついていて、どの席からも見やすくなっているようでした。
私達の席は中央ブロックのほぼ真ん中、前から4番目で、かなり良い席でした。

ここの通路は階段ではなく緩やかなスロープだったのですが、70~80代らしき観客が圧倒的多数で、
杖をついてヨボヨボと歩くような人ばかりだったので、前になかなか進めなくて通路は大渋滞が発生。
おじーさんやおばーさんは、コケたらそのままあの世に逝ってしまいそうな人ばかりでした・・・。

全体的に、おばーさんはサッチャー元イギリス首相のような大きな頭のショートカットの人が多く、
服装ももっと洗練されているかと思ったら、かなりビミョーな感じでした。大きな花柄のジャケット多し。
なんか、上海の布市場で店先にサンプルとして吊っていそうなカーテン柄って感じ。

白人さんが着るから一瞬髪の色なんかでごまかされて立派な正装に見えましたが、よく見ると田舎くさい。
もちろん、素敵な人もいらっしゃいましたが、それは少数でした。

自分達の席に座る前、私達は通路に立ってしばし後ろから席の確認をしていたのですが、
ロッテンマイヤー(古い?)みたいな気難しい顔をした花柄ジャケットのばーさん集団が、
私達の上から下まで舐めるようにジロジロ見ているのに気付きました。というか気付かない方がおかしい。
だって、ホンマに頭を上から下まで動かしてるんやもん。

その失礼な態度に、

東洋人やからってなんか文句あんのかい?

と内心本気でイライラしていましたが、アウェーの一見さんお断りなので仕方ありません。

観劇中も、少しでも頭を動かしたら後ろから注意されそうなピリピリした雰囲気で微動だに出来ず、
みんなに結構見られているので気も抜けず、むちゃくちゃ疲れました・・・。


イメージ 8

これは幕間の休憩の時のホワイエの写真です。ホールの片隅に腰掛けて遠くから写真を撮りました。

ここには比較的若い人しか写っていません。だって、杖ついてるじーさんばーさんは立席は無理やもん。(笑)
ここに写っている人達はそんな感じの悪い人達ではないので、ネックはやっぱり高齢者ですな。

なんか、当時を思い出して文句を書いていたら予想以上に長くなってしまったので、
肝心のオペラ「仮面舞踏会」の感想などは次回にて。


posted by サラミ at 03:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 09オーストリア・モスクワ | 更新情報をチェックする
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