2010年03月07日

イラン女性の服装

イランはイスラム教シーア派の国です。

イラン国内では、

女性は顔と手以外の肌&髪を隠し、体の線を出す服装をしてはいけない

という服装規制があります。この規制は、たとえ外国人観光客であっても厳格に適用されます。

イラン女性は一般に、ヘジャブというスカーフみたいなものを被っていますが、昔ほど厳しくなく
今はスカーフで代用可です。ただ、色はが無難とのこと。

ということで、私も上海の布市場で10元の黒いスカーフを買って持っていきました。

さて、現地のイラン女性ですが、どんな服装をしているのかと思っていましたが、
若い女性はとても上手にヘジャブあるいはスカーフを巻いていました。

そして髪は、前髪くらいは出している人が大多数でした。乗っけてるだけって感じの子も多い。(^^;
そして、若い子のコートは結構細身でした。

冬だからということもあったと思いますが、服装ともマッチしていて違和感はそれほど感じませんでした。

いくつかご紹介しましょう。


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イスファハンにて。


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ペルセポリスにて。コートのウエスト、かなり細いと思うんですが。


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年配女性の中には、足首までくるチャドルを身につけている方も多く見受けられました。イスファハンにて。


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イスファハンの道端で出会った下校途中の女の子達。制服みたいですね。小学校の低学年でしょうか。


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テヘランはさすが首都だけあり、一気に派手になります。
頭にスカーフを乗っけているのが多かったのもこの地域。スカーフがズレないのが不思議でした。
このへんになると、おしゃれとして楽しんでいる感じですね。テヘランにはベネトンもあったし。

このように、お国柄ガチガチに保守的なのかと思ったら、化粧はケバいし(元々ケバい顔だし)ネイルもしてるし、
ブロンドに染めてる人もいるし、イエメンやサウジアラビア辺りの全身黒装束と比べると雲泥の差が!
服装から見て、イランの女性の方が社会的地位も断然高そうな感じがします。

とはいえ規則は規則。不自由から逃れたくてイラン国外に脱出したがる若い女性も結構いるんだとか。


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おまけ。チャドルの中の服が上下同じ柄のペラペラの生地。パジャマじゃないんでしょうか、これ?
素足に革靴というのもなんだか。そもそも素足を見せていいんでしょうか。


さて、イランに入国する時、髪を隠すのはイランの空港に降り立つ瞬間からなので、
イラン行きの機内にスカーフを持ち込んでいないと大変なことになります。

が、今回私はトランジットのモスクワに着く直前、「げげ。スカーフ入れ忘れた・・・」と青ざめたのです。

さてどうするか。頭丸出しじゃきっと拘束される・・・。

しかし、アエロフロートのしょぼい機内販売にはベルサーチのスカーフしか載っていません。
そんなド派手なもん、イランにしていけるかいっ!

シェレメチェボ空港にもロクなスカーフ置いてないやろうなあ。つーか、スカーフ自体ないかも。

と悩んでいた私は突然、

着ていたチュニックをスカーフ代わりに被ってしまえ!

と思いついたのです。

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現地で着てる時はこんな感じでしたが、襟ぐりと袖口が太いウールで編んであるので、


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被るとかさばって頭がデカくなります。まるで海外のどこかの難民みたいです。
何とかサマになるようにと、両袖を喉元でリボン結びにしてみました。(^^;

これなんか鏡を見て直した後だからまだマシです。

テヘランに着陸の時は、座席で鏡も見ずにゴソゴソと頭に洋服を巻きつけたので頭のデカさが半端じゃなく、
後で空港のトイレで鏡を見た時にはタリバンみたいで自分でびっくりしました。

夫に「なんで言ってくれへんかったん?!」って聞いたら、「別にヘンじゃなかったで。」と真顔で返事が。

・・・そんなはずはない。

しばらくの間、私は何も知らずに巨大な頭のまま過ごしてしまったのでした。

その後、チュニックを脱いでしまったことでコートを脱ぐことができなくなり(体型が出るため)、
旅行カバンから別のチュニックを取り出してトイレに着替えに行くまでは、頭を覆っていることもあって
暖かいテヘランの空港の中で汗だくになりました。

ところが、ホテルに到着してリュックの中を見ると、スカーフはちゃんと入っていたのです!
忘れたというのは私の完全なる勘違いだったのでした。(^^;

あの私の苦労は一体なんだったんでしょうか。イラン女性、大変ですね・・・って私だけか。


posted by サラミ at 04:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 10イラン | 更新情報をチェックする
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