2018年03月01日

バチカンでは荷物預かりに注意

先月、初めてバチカンに行きました。

行く前に色々バチカンの予習をして行ったのですが、どなたの口コミを見ても
「広すぎる」「迷路みたい」「分かりにくい」というようなものばかり。

私達も、見て回る順番など対策を練って行きましたが、事前に分からないことがありました。

それは、

真冬のバチカン博物館&サン・ピエトロ大聖堂は上着が要るほど寒いのか?

ということでした。博物館に暖房が入っているのかどうかも分かりませんでした。
(結果を言うと、暖房は入っていませんでした。)

真冬ということでダウンコートをしっかり着込んでいた私達は、外を歩く時間が短くて
そんなに寒くなさそうなら、上着はクロークに預けてしまいたいと思っていました。

が、結果から言うと、バチカン博物館のクロークでは衣類は一切預かってくれません。
預かってくれるのはカバンや傘などのみ。そしてコインロッカーもありません。

荷物が少ない(カバンが小さい)人はクロークに用はありません。
しかし、サラミ夫は大き目のリュックを背負っていました。

リュックは絶対にクロークに預けなければならないので、どうせなら、と、
その中に二人のダウンの上着を無理やり詰め込んで預けました。

さらに、うっかりして、小雨だったにも関わらず折り畳み傘も一緒に
リュックに入れてしまいました。(とにかくバッグを軽くしようとしたのです。)

このせいで後にエラいことになりました。

バチカン博物館は、広いを通過することもあるし、中のピオ・クレメンティーノ美術館などは、
一部の彫刻がベルヴェデーレの中庭と呼ばれる所に展示されています。つまり屋外。(屋根はあります。)

服は預けられないのでほとんどみんな上着を着ているし傘も差していましたが、
私達は傘もなくむき出しなので微妙に小雨に濡れて服がジットリ。

博物館の中は寒くはなかったですが、死ぬほど暑いわけでもないので、
ダウンを着ていても汗をかくほどではなかったかと想像します。

さらに、ネットの口コミや地球の歩き方には、バチカン博物館からサン・ピエトロ大聖堂に
セキュリティチェックを受けずに行く方法が書かれていました。この方法だと時間短縮になります。
(バチカン博物館とサン・ピエトロ大聖堂はそれぞれにセキュリティチェックがあります。)

それは、

システィーナ礼拝堂を見学し終わって出る時、左の扉を出るとバチカン図書館に続き、
そのまま進むとまた博物館の元の場所に戻るのですが(つまり博物館に留まる)
礼拝堂の右の扉を出るとサン・ピエトロ大聖堂の敷地に行ける(つまり博物館から出る)

というものでした。

つまり、システィーナ礼拝堂の右の扉を出ると少しの間ですが外を歩くのです。

晴天の日ならいざ知らず、私達がバチカンを訪れた日は、降ったり止んだりの雨模様。
ジワジワと濡れてしまっていた私達ですが、この頃はもう夕方だったので気温も下がっていました。

それでも、大聖堂のセキュリティチェックで長時間並んだという口コミが多かったので、
私達はそれを省略する道を選んだのです。


1.jpg

システィーナ礼拝堂の右の扉を出ると、こんな所を歩いて写真右のサン・ピエトロ大聖堂へ。
もちろん外に出てしまうと博物館の中には戻れません。

サン・ピエトロ大聖堂の入口辺りからセキュリティチェックの様子が見えましたが、
2月の雨の日の夕方だったせいか、ほとんど人が並んでいませんでした。ガーン・・・

そんなこんなで、大聖堂の中に入った頃には、サラミ夫はとても寒かったそうな。
私はもっと厚着だったので寒くはなかったですが、服が蒸れてしまって不快でした。


さて、ここまで読んでお気づきの方もいるかも知れませんが、大聖堂まで来た私達ですが、
バチカン博物館のクロークにサラミ夫のリュックを預けています。

はて?博物館を出てしまった私達は荷物をどうやって受け取ったらいいのか?

と、当たり前と言えば当たり前なのですが、こんな疑問にブチ当たりました。

何となく心の中では思っていたのですが、呑気なので「まあ後で考えよう~」と流していたのです。

サン・ピエトロ大聖堂の見学を終えて外に出た私達は近くにクロークを見つけました。
が、それは大聖堂のクロークであり、博物館のクロークではありません。

どうすればいいか、大聖堂のクロークの女性に聞いてみると、博物館に戻れとの事。(当たり前)
「この先を左に曲がって云々かんぬん・・・」と、戻り方を教えてくれました。

この頃には雨が強くなってきました。(涙)

サン・ピエトロ広場を突っ切るとエラい遠回りになるので、広場は全く歩いていません。
何より雨だし傘も持ってないし。


3.jpg

こちらはサン・ピエトロ大聖堂の入口側から広場を見た様子です。
これを真っすぐ突っ切ってしまっては、恐ろしいほどの遠回りになります。

私達は、下に降りてからクロークの女性に言われた通り左側を道なりに歩いていき、
所々に置いてある標識に従って左に曲がって敷地の外に出ました。

その後も延々と歩いていくと、この日の朝に博物館の入口を目指して歩いたバチカンの壁際に出ました。


2.jpg

写真左側がバチカンの壁。この頃には結構ズブ濡れです。

ここから、ひたすらバチカン博物館の入口を目指すのですが、大聖堂から博物館の入口までは
軽く1キロはあると思います。むちゃくちゃ遠いです。さらに雨となると・・・。

そうして、やっと入口に着きました。あーしんど!

警備員にはクロークの引換券を見せたら中に入れてもらえます。

間違ってバチカン博物館のチケットの半券を見せたので「中に入る目的は?」と質問されました。
やはりセキュリティは厳しいです。

というわけで、博物館でクロークに荷物を預けた人は、システィーナ礼拝堂から真っすぐ
サン・ピエトロ大聖堂に行ってしまうと、延々と外側を歩いて博物館に戻って来る必要があります。
(まあ、普通に博物館の出口を出ても外側を歩いて大聖堂に行く必要がありますが。)

システィーナ礼拝堂から左の扉を通って博物館の元の場所に戻るのも結構歩きますが、
大聖堂から歩いて戻るより距離は短いです。そしてこちらは屋内です。

そして、バチカン博物館の出口は、有名な螺旋階段を通って出ますが、
ショートカット・ルートを行くと、この螺旋階段が見られません。

私は旅行から戻ってこの螺旋階段を見忘れたことに気付きました。残念です。

但し、入口と出口は近いので、博物館に入場して最初に螺旋階段を見に行くことも出来るようです。
そしてまた元の場所に戻るわけですが、係の人に聞かないと全く方向が分からないでしょうね。

それほどバチカン博物館の中はややこしいです。

余談ですが、この螺旋階段は映画ゴッドファーザー パートⅢのバチカンのシーンで出てくる
という書き込みがたくさんありますが、映画の螺旋階段はこれではありません。
私、このDVDを持っているので見て確かめました。

でも、ネットに上がっている画像を見ると、私もこれだ!と思ってしまったので、
勘違いする方々の気持ちはよーく分かります。

とにかく、荷物を預けようという方は、螺旋階段やバチカン図書館をスキップするのか、
どうしてもセキュリティチェックを省略したいのか、など、色々吟味してみて下さい。

そして、訪問が冬なら、預けられないのに無理やり上着を預ける必要はないかと。(^^;

以上、どなたかの参考になれば幸いです。




posted by サラミ at 22:51| Comment(0) | 18ローマ・バチカン | 更新情報をチェックする
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