2015年12月10日

NY6日目:メトロポリタン美術館 アメリカン・ウイング

2015年10月7日(水) メトロポリタン美術館 アメリカン・ウィング

サラミ夫がトイレにゆっくり行くというので、待ち合わせ場所を決めて、
私1人でエジプト美術エリア近くのアメリカン・ウィングを見て回りました。

とはいえ、サラミ夫がトイレに行っている間なので、10~15分と短時間。
まあ、昔のアメリカ美術には興味がないので、この程度で良かったのですが。

ちなみに、ガイドブックによると、このアメリカン・ウィングには
主に1920年以前に制作されたアメリカ美術が展示されているそうな。

噂通り、メトロポリタン美術館にはスゴイ物も多いけどガラクタも多く、
アメリカン・ウィングはその極致のような気がしました。(笑)

意外と私にとってはツッコミ所が多くて面白かったので、チラ見しただけですがご紹介を。


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まず、椅子なら椅子ばかり、とか、肖像画なら肖像画ばかり、とか、とにかくばかり物凄い。
そして見学者はほとんどいません。


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こちらはガラス食器のコーナー。

1920年より前の物ということなので、ファイヤーキングはここにはないはずですが、
デザイン的にはシンプルですでにそんな感じ。しかし展示方法が巨大倉庫みたいですな。


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一方、ベースボール・カード・コレクションという昔の野球カードのコレクションもあり、
これはもっと別の場所に展示したら脚光を浴びるのになあ、と何だか勿体ない気がしました。


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大リーグ好きな方は必見です。私は見ても誰が誰だか分からんけど。


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また、植民地時代の17世紀頃からの立派な家具なども堂々と展示されていました。
この辺りの方が当時の様子も想像し易く見学もし易かったです。それでも見学者は少な目。

アメリカでも東洋趣味が流行ったらしく、東洋の漆塗りを真似た家具などもありました。
ただし、この分野は技術が稚拙でアジアのボロ勝ちかと。(←強調してみる。)


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こちらは、ガイドブックにも紹介されていた18世紀ボストンの家にあったハイチェストです。
東洋の漆塗りを模倣した仕上げが施されています。

英文の説明にはJapanningという言葉が出ていましたが、ジャパニングという技術で
使われるのは漆ではありません。なので、あくまでも東洋の漆塗りの模倣ですね。

何でも、ヨーロッパで生み出された技術なのだとか。


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しかし、漆の黒塗りを模した部分も滑らかさがないし、日本人の目から見ると微妙。


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何より、で描いている人物や植物の筆遣いが荒すぎて精緻さがありません。
しかし、シノワズリであることは分かります。

ま、ボストンの上流家庭とはいえ、当時はこんな程度だったのかも知れません。
ヨーロッパの宮殿にある「中国の間」位のレベルを求めるのは酷というもの。(あれも微妙ですが。)

ガイドブックには「植民地時代のニューイングランドの国際性と洗練性を表す典型的な作品
とありますが、日本人的には「洗練性」ってか?と思ったりするわけです。

本物を知らないからそういう事になるのかなー、と興味深く感じました。


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絵画コーナーでは、有名な「デラウェア川を渡るワシントン」という絵も見ました。
これは大きな絵で、一室の壁一面に掛けられているので嫌でも目に入ります。

これは独立戦争の時の絵だそうで、愛国心に訴えますね~。アメリカ人が好きそう。

ワシントンを題材にする絵は本当に多くて、肖像画も数点ありました。
さすがアメリカ。リビングに飾ってたんでしょうかね。


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巨大な展示棟からは明るい広場が見渡せました。
この広場も立派な展示室で、番号は700番。奥のステンドグラスのある所は多分701番。

サラミ夫はまだ待ち合わせ場所に戻ってきていなかったので、もう少し見学を続行。
吹き抜けの広場の上(中2階)にも展示品があったので、グルッと回ってみました。


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アメリカ国旗の柄入りの食器!信じられないダサさ!(すいません。)
昔アメリカの家庭で使われていた当時は、これが当たり前だったのでしょうか。

日本人の感覚では、日の丸を食器の柄に入れようとは思わへんもんな~。
ヨーロッパとは決定的に違う田舎臭さアメリカっぽさにウケました。


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見下ろすと、広場の彫刻などがよく見えます。この広さは日本の美術館では無理だな。

余談ですが、色んな所で紹介されているティファニー・スタジオのステンドグラス
このアメリカン・ウイングのどこにあるのかなーと思っていたのですが、実はこの広場にありました。

しかも、ガイドブックで紹介されるのは「秋景」という題のものだけですが、他にも数点あります。
そんなことも知らず、その他数点だけボーっと見学し、肝心の「秋景」は見落としました。(笑)

どうしても見たかったら事前に展示スペースの番号まで調べておくべきです。(面倒ですが。)

あと、私の好きなフランク・ロイド・ライトの部屋も見つかりませんでした。
というか、そんな部屋が存在することも知りませんでした。

ミュージアムショップで購入した「メトロポリタン美術館ガイド 日本語版」を見て
初めてその部屋のことを知ったのでした。残念ですが広すぎるので仕方ない・・・。


13.JPG

広場(=The Charles Engelhard Court)に来ました。彫刻群はザッと見て終わり。
後は、他の人々同様、ちょっとベンチに腰かけて休みました。

しかし、この画像をパソコン画面で見ていて気付きましたが、手前の噴水の中に立つ
明石屋さんまパーデンネンに見えてしまうのは関西人の悲しい性というもの。


14.jpg

思わず画像を引き伸ばしてみました。ちゃんと右足上げてるし、どう見てもさんまやん。
「アホちゃいまんねん、パーでんねん!」

すいません、美術を冒涜してしまいました・・・。

サラミ夫と合流して次に急ぎます。



posted by サラミ at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 15ニューヨーク | 更新情報をチェックする
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