2014年03月13日

ウィーン2日目 ランチ@カフェ・ブロイナーホーフ

2014年1月26日(日) ランチ@カフェ・ブロイナーホーフ (ウィーン・ドイツ旅行2日目)

国立図書館を見た後、ちょうど良い時間になったのでランチに出かけました。

実は、サラミ夫がずっと、




という本を現地で読んでいて、そこにシューベルトの「未完成交響曲」ゆかりのバイスル
があるというので、本を頼りに探して歩きました。場所は王宮の比較的近くです。

 *バイスル=フランスのビストロに相当する常連客相手のレストラン とこの本にあります。


1.jpg

ウィーンの街を歩く完全防寒姿のサラミ夫。このくらい着込んでも浮くことはありませんでした。
サラミ夫は上海の道端で売っていた10元の耳当てとウールの帽子を被っています。

帽子よりも、耳を覆わないとちぎれそうで死にますよ。

いや、本当に寒かったんです。(←私達が訪れていた期間が特に。)


2.jpg

こんな狭い路地にも観光馬車が通るあたり、さすがウィーンですねぇ。


3.jpg

ほどなく見つけたシューベルトが「未完成交響曲」を書き上げたという建物。
目印のシューベルトのレリーフがあります。(住所 : Spiegelgasse 9)

が、お店はイタリアン・レストランに変わっていました。

サラミ夫が読んでいた本は1996年が初版で通貨もシリングで紹介してあるほど古いので、
この本で紹介されていた良さげなお店は、他にも3か所くらい閉店していました。

ガイドブック的にはちょっと古すぎるかも。(ただし読み物としてはものすごく面白いです。)

気を取り直し、同じ本に載っていたカフェ・ブロイナーホーフ(Café Bräunerhof)へ。
ここはガイドブックにも載っていました。(後で気づきました。)

 注意:なぜだかグーグルマップの日本語では「ブロイエンホーフ」になってます。ちゃうでー。

本当は、ここはサラミ夫の中ではあくまで候補の一つだったのですが、
シューベルトのレリーフの所からは歩いてすぐだったので行くことにしました。


4.jpg

シンプルな外観です。場所はシュタールブルクガッセという通り。(住所 : Stallburggasse 2 )

窓に誰かの写真が。後で調べると、ここの常連だったという作家のトーマス・ベルンハルトでした。
他にも哲学者のヴィトゲンシュタインも常連だったそうな。文人に愛されたカフェだったのですね。

本によると、ここの4番地に1910年完成の「ブロイナーホフ」というアールヌーボー様式
建物があり、その一角がカフェ・ブロイナーホーフなのだとか。(本ではカフェ・ブロイナーホフ)

しかし、アールヌーボーってのはフランス語で、オーストリアではユーゲントシュティールです。
著者の方は日本人に馴染みの言葉を選んで書いたのだと思います。


5.jpg

内装はシンプル。ウエイターの男性は黒服に蝶ネクタイです。お客さんはフツーの人達ばかり。


6.jpg

見る限り、アールヌーボーではなく、もっと装飾を落としてそれより先のデザインですね。

1910年より後に出来たとはいえ、新古典主義とかゴテゴテした様式に慣れていた人からすると、
当時は超モダンだったでしょうね。今は逆にレトロな感じ。京都にある昭和のカフェのような。

カフェに入った時はお昼時だったので店内はものすごく盛況で、ガヤガヤ言う声と、
食器のガチャガチャいう音、忙しそうに歩き回るウエイターさん、という感じで賑やかでした。

雰囲気はカフェというより下町の食堂のような。
というか、ウィーンの本当のカフェは下町の食堂チックなのかも知れないなーと思いました。

メニューを見てもドイツ語で、ウィンナーシュニッツェル(ウィーン風カツレツ)とグラーシュ位しか
分からず、悩みながらボーッとしていたら、忙しそうなウエイターさんがやってきました。

ウエイターさんはテキパキした若いお兄さんで、忙しそうながらも的確にアドバイスをくれて、
やっぱり「ウィンナーシュニッツェルが美味しいよ。」と勧められたので注文することに。

あとは、サラミ夫が本で見たオレンジ・リキュール入りのマリア・テレジアというコーヒーを注文。

さすがに、のっけからマリア・テレジアを注文する観光客は少ないようで、
サラミ夫の注文を聞いてお兄さんは「お!」と思ったのか、態度がさらに前のめりに。(笑)

私がドリンクで悩んでいると、チョコレート入りのコーヒー(名前忘れた)を勧められ、
またしてもそれに従って注文。

このカフェはウエイターが無愛想で有名みたいですが、この若いお兄さんは、
忙しそうで呼び止めるのは難しかったものの、態度は良かったです。


7.jpg

ドリンクが先に来ました。奥の色が濃い方がマリア・テレジアだったと思います。
お水の入ったコップの上にスプーンが置かれているあたりがウィーンのカフェって感じ。

マリア・テレジアはほんのりオレンジの香りもして上品ですが、アルコールは結構きます!
しかし、このカフェはそんなに暖房が効いていなかったので、これくらいで正解かも。

さすが老舗カフェ。コーヒーはどちらも美味しかったです。(^^)


8.jpg

そして注文の品がドドーンと。(ドリンクは後からでも良かったかも。)


9.jpg

お兄さんに勧められなかったら絶対に注文しなかったであろうウィンナーシュニッツェル
お皿からはみ出してます。

でも、やっぱりドイツ語圏は料理はイマイチだと思うので、その中だとこれは
かなり美味しい方に入るのですね。消去法でいくとやっぱりみんな頼んじゃうのでは。

サクサクで美味しいです。でもトンカツに慣れている人間にとってはあの味です。
違いは牛肉であることと、パン粉を細かく砕いている分食感が良いことです。


10.jpg

こちらはグラーシュ。お店によってサラサラなスープだったり、ドロっとした
ビーフシチュー風だったり色々ですが、ここのはその中間といった感じでした。


11.jpg

グラーシュに付いてきたサラダ。下の酢漬けのじゃがいもが美味しい。
チコリなんて、上海じゃ見かけないので久しぶりに食べました。

しかし、無料でパンが出てくるわけでもなく、サラミ夫はこれだけでは足りず、
デザートも追加で注文することに。

ケーキ類は入口近くのショーケースに並んであったので、サラミ夫自ら立ち上がって
吟味しに行きました。

店内はランチ時間が過ぎてそろそろ人も減ってきて、私がちょうどお兄さんと目が合ったので、
ケーキを見ているサラミ夫の方を指差して合図し、夫がショーケースのところで注文。


12.jpg

頼んだのはアプフェルシュトゥルーデルというアップルパイみたいなもの。
1つだけ頼んだら、ちゃんとフォークを2つサーブしてくれました。お兄さんブラボー!

しかし、ペーパーナプキンに「Julius Meinl」のロゴがあるのを見ると、
ここのケーキはお店オリジナルではなく、ユリウス・マインルのを出しているのですね。

その味はビックリ。中のりんごの果肉がものすごくジューシーで、リキュールに浸したか?
ぐらいに浸みています。浸みているのでパイのようなサクサク感はありません。

ホテル・ザッハーで昔食べたアプフェルシュトゥルーデルとは違った大人な感じ。
しかし、アップルパイだと理解して食べた人はガッカリするかも知れません。

そしてお会計。お兄さんがザックリとしたレシートを持ってきて説明してくれました。

13.jpg

合計36.4ユーロ

げ。大したもん食べてないのにむちゃくちゃ高い!~>゜)~~~

一番下の11.4ユーロコーヒー2杯のお値段で、これも響きましたね。
逆に、ケーキは3.1ユーロでまだ良心的。

円安でダメージを受けている中、ウィーンのカフェは高いなあとしみじみ。

もうウィーンのカフェでは食事するまいと心に誓いました。




posted by サラミ at 12:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 14ウィーン・ドイツ | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。