遅いランチを済ませたところで、観光に出発。
地図を見ると、Car Camoil通りをまっすぐ西に行くと聖ソフィア教会という所に
行けるので、時間も遅いことだし、まずはそこを目指しました。
来た道を戻ります。この崩れた壁は昔の城壁ですね。
マケドニアで一番の観光地と言いながら、草ボーボーのまま野放しです。(笑)
ガイドブックによると、「オフリドは中世よりスラブ世界のキリスト教文化の中心地」とあります。
昔は365の教会が建てられたとかで、今でも少し歩くと小さな教会があちこちにあります。
2階より上が出っ張った建築が目を引きます。トルコの様式だとか。
ということは、オスマン・トルコの支配時代より後ということかな。
マケドニア国旗と古い車。渋い。
オフリドの旧市街は丘になっていて、あちこちに石畳の階段が。歩くのは結構キツイです。
聖ソフィア教会の手前にあったSt. Nicolas Gerakomiaという教会。ここは閉まっていました。
2012年8月9日という日付しか分からない小さなポスター。
コンサートの案内みたいですが、一体どこで撮ったんでしょうか。しかも現代とは思えない。
あ、昔の写真なのかな。
いきなり聖ソフィア教会の前に出ましたが、周囲がレストランや駐車エリアなどで、
どこから敷地なのかよく分かりません。
正面に回ってきました。写真の左側の屋根の低い部分がまず11世紀に作られ、
右側の部分が14世紀に増築されたそうな。
入場料は、外国人は1人100デナールでした。
手前には、ローマ時代のバシリカの遺構がありました。
聖ソフィア教会は、元々あったこのバシリカの上に建てられたようです。
教会はオスマン・トルコ時代にはモスクに改築され、第2次大戦後に再び教会に戻されたそうな。
内部は写真撮影禁止ですが、立派なフレスコ画が修復されていました。
ただ、一度モスクに改築する際に塗り込められたフレスコ画なので、
芸術的価値が高いとはいえ、少し痛んでいる感じは否めません。
これは、次の日に別の方向から撮った増築の部分。
教会の横には階段状のステージのようなものがありました。
夏の間のフェスティバルの際にはここも使われているようでした。
ここは歴史上とても重要な教会のようですが、実は、個人的にはあまり記憶に残っていません。
写真が撮れないと、やっぱり記憶って曖昧になるものですね。